中学生のお小遣い「3332円」。物価高で目減りする金額…たどり着いた“ハイブリッドな渡し方”とは

中学生のお小遣い平均はいくら? 保護者100人調査から、物価高でも平均額が大きく変わらない実態と、使い方を工夫する家庭の対応をデータと声から詳しく解説します。

「お小遣いを増やしてほしい」と言われたら、まずは話し合いを

物価高や交友関係の広がりを背景に、「お小遣いを増やしてほしい」と子どもから言われる場面も出てきます。

今回の調査で、この1年間にお小遣いを増やしてほしいという要求を受けたかを聞いてみると30%の家庭が「増やしてほしいと要求されたことがある」と回答しました。

ただし、要求があった場合でも、即座に増額する家庭は少数派でした。では、増額の要求を受けたらどのように対応しているのでしょうか?

増額の要求を受けたら、まず「話し合い」が基本

「やりくりできるかどうか一緒に考えて、納得してもらった。どうしても必要なら都度言ってもらっている。」 (みけねこさん 岡山県 中1女子 保護者)

「お手伝いなど、家庭内での貢献度が上がっていないことを話し合って改めて認識させて、必要な金額のみ渡すことは変えなかった。」(ろろさん 広島県 中2男子 保護者)

「まず今のお小遣いでやりくりすることを考えること、無駄遣いしていないか使い道を見直すこと、お小遣いが増えた分を何に使うのか明確にすることを求めた。」 (野良黒さん 岩手県 中1男子 保護者)

保護者がどのように対応したかを聞いてみると、多くの家庭が最初に行っているのは「話し合い」でした。

具体的には、本当に今のお小遣いでは足りないのか、やりくりする方法はあるか、増額する場合には何が必要かを、話し合いによって子どもと認識をそろえています。

増額する場合は「条件付き」という判断も

1. 使い道を報告するルールを設定する

「子供から「友達との外出費が足りない」と具体的に相談があったので、まず現在のお小遣いの使い方を一緒に確認しました。そのうえで、必要な理由が納得できる場合には追加で渡して、無駄遣いが見られる時は次回から計画的に使うよう注意しました。結果的に、月額を少し増額しつつ、使い道を報告するルールを強化することで対応しました。」(紅葉さん 兵庫県 中2男子 保護者)

2. お手伝いを条件にする

「増やしてほしい理由を聞くと、納得がいく理由で一時的なものだったので、しばらくのあいだ、お風呂掃除などの手伝いをさせて、一時的に増やしました。」(のりたまさん 富山県 中3女子 保護者)

3. 成績アップを条件にする

「成績で目標を達成した時に上げることを検討すると返答。」(なかさん 長崎県 中1男子 保護者)

子どもから「お小遣いを増やしてほしい」と言われたとき、どう対応するかは、家庭の価値観や方針が色濃く出る場面です。

増額の可否だけでなく、「どう話し合うか」「何を条件にするか」といった対応方法の違いからも、それぞれの家庭が大切にしている考え方や子育て観が垣間見えます。

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中学生の正しいお小遣い制度とは? 先輩保護者たちの正解は……
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