All About ニュース編集部は2025年9月19〜22日、全国10~70代の男女250人を対象に「大阪・関西万博」に関するアンケート調査を実施しました。今回は、その中から「大阪・関西万博で最も満足度が高かったと思う国内パビリオン」の結果をランキング形式で紹介! 全パビリオンを制覇した旅行ジャーナリスト・村田和子さんにも話を伺いました。
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2位:日本館/82票
2位には、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を、開催国として体現する場「日本館」がランクインしました。日本館のコンセプトは「いのちと、いのちの、あいだに」。このテーマのもと、会場で出た生ゴミを電気に変えるバイオガス発電など、日本の得意な最新技術を使った循環の仕組みが実際に動かされていました。
日本が誇る先端技術を活用したこの取り組みは、単なる展示にとどまらず、来場者が持続可能な社会について考え、日々の行動を見直すきっかけを与える場となっていたようです。
回答者からは、「万博会場内で出たゴミを微生物の力で分解し、そこから新しいものを作り出す、という内容の展示。開催国として相応しく、また誇らしい展示だった(20代女性/東京都)」「七夕の時期に行ったので短冊を描いたり子供が楽しんでいました。日本館限定のドラえもんもゲットできたので満足です(20代女性/神奈川県)」「和紙や木材を使用した空間デザインが、見ていて暖かみがあり素敵でした。火星の石も見れました(40代女性/大阪府)」といったコメントが寄せられました。
1位:大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn/93票
1位に輝いたのは、開催地である大阪が「REBORN(リボーン)」をテーマに出展した「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」でした。「人は生まれ変われる」「新たな一歩を踏み出す」という2つのメッセージが込められていたパビリオンです。館内では、未来のヘルスケアや都市生活の体験展示に加え、日本が世界に誇るiPS細胞を軸とした再生医療の可能性が発信されていました。
屋外ステージでは主に健康啓発をテーマにしたイベントが開催され、自分らしい生き方を見つめ直し、自身の価値観や生きがいを再発見するきっかけを提供。来場者が「いのち輝く未来社会」への新たな一歩を踏み出すきっかけとなる、さまざまな仕組みを届けていました。
回答者からは「心筋シートの展示が良かったと思うからです。日本の技術の進歩を感じることができました(30代女性/東京都)」「自身が25年後にどのような体や容姿の状態になっているのか見ることができたり、今の自身にあったいるものや健康状態が分かり興味深かった(30代女性/埼玉県)」「バーチャルでの医療体験や、ゲノム解析を使った健康提案など、近未来の健康が感じられる医療テクノロジーの体験が興味深かったので(50代男性/大阪府)」という声が挙がっています。



