さらに、8月6日にはニューシングル『What We Got ~奇跡はきみと~ / I Know』を発売予定。『What We Got ~奇跡はきみと~』はミッキーマウスの新オフィシャルテーマソングとなり、幅広い世代から注目を集めそうです。そして、8月30~31日にかけて放送される『24時間テレビ48 愛は地球を救う』(日本テレビ系)ではチャリティーパートナーを務めるなど、重要な1年となりそうです。
King & Princeは新会社の設立で進化を遂げた
ご存じの人も多いかと思いますが、King & Princeはこれまで紆余(うよ)曲折がありました。2023年にはメンバーの脱退があり、2人体制で活動をスタート。さらにCDデビュー6周年を迎えた2024年5月には、新会社「King & Prince株式会社」を設立してSTARTO ENTERTAINMENTとグループエージェント契約を締結しています。2人が主軸の新会社となり、永瀬さんと高橋さんが活動をより細かくコントロールできるようになりました。この新会社設立がきっかけとなり、King & Princeは急激に進化を遂げたと考えます。会社設立の際に、永瀬さんは自分たちの作品について、納得したものを世に届けたいと表明しました。この言葉通り、近年発売した楽曲はかなり挑戦的なものが多くなっている印象です。例えば、『halfmoon』は2人の歌声の絶妙なバランスが楽しめる大人のバラードとなり、『moooove!!』ではクールなリズムがクセになるヒップホップに挑戦。次に発売されたシングル『HEART』ではアイドルらしいポップナンバーを聞かせるなど、シングル楽曲だけでも幅広い音楽性を披露しています。
そして、新曲の『What We Got 〜奇跡はきみと〜』は、ソウル・ファンクのエッセンスも感じる海外でも流行しそうなダンスナンバーに。初のコンセプトアルバムとなった『Re:ERA』も含め、常に革新的な取り組みを行っています。新規のファンもつかんでいることが予想され、会社設立後に実施されている挑戦的な楽曲制作の取り組みが成功しているのではないでしょうか。また、その流れはドームツアーにもしっかり生かされました。