早慶上智の評価基準も変化! なぜ指定校推薦・総合型選抜で今、英語資格が“最強”なのか

指定校推薦は「成績が良ければ安心」、総合型選抜は「志望理由書が重要」と思われがちですが、実は両方とも英語資格試験の重要度が急上昇。その背景には大学入試制度の大きな変化があります。(画像出典:PIXTA)

英語資格対策は早期スタートが合格への近道

そのため、総合型選抜や公募制を受験するならば、英語はできる限り、頑張った方がいいです。

活動実績がなくても慶應義塾大学や上智大学、ICUには合格していきますが、英語資格試験のスコアがまったくないとちょっと難しいのも事実です。

準2級なしにMARCH以上に合格した例はめったにないというのが私の取材をした結論です。

ですから、英語資格試験の対策はなるべく早くに始めるべきでしょう。

どうしても英語の勉強がうまくいかない場合は基礎のどこかが抜け落ちているので、個別指導の塾で見てもらうのも手です。

今、AIが発達していて、入塾の際にテストを受けるとどこが抜け落ちているかを調べてくれるところもあります。

もし、近くに個別指導の塾がない場合は、大手個別指導も今はオンライン対応をしています。オンライン専門の新興塾は玉石混交なので気をつけたいところです。反対に地元で長くやっている個人経営の個別指導塾は口コミで生徒を集めているだけあって指導がしっかりしている場合が多いと推測できます。

また、評定平均値は高校3年の4月から頑張ってもそうは伸びませんが、英語資格試験は集中すればどうにかなる場合もあります。1つでも級が上がれば総合型選抜を受験するにあたってはまったく世界が変わってくるでしょう。
大学受験 活動実績はゼロでいい 推薦入試の合格法
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杉浦 由美子 プロフィール
受験ジャーナリスト ノンフィクションライター2005年に朝日新聞社でライター活動を始める。月刊誌や週刊誌で記事を書き、『女子校力』(PHP新書)のヒットをきっかけに教育関係を中心に取材と執筆をするようになる。現在は数多くのWEBニュースサイトで連載をし、週刊誌や月刊誌にも寄稿している。最新刊に『大学受験 活動実績はゼロでいい 推薦入試の合格法』(青春出版社)。
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