赤羽駅といえば“せんべろ”…だけじゃない! 坂とUR団地、自然が彩るもう1つの街を歩いてみた

東京都北区のJR「赤羽駅」は都心部あちこちに行きやすいほか、とにかく「せんべろ」「居酒屋」というイメージが有名。それ以外には何があるのか、行って調べてみました。

アーケード商店街は北区でも最大のスポット

赤羽の写真
「1番街」とは違ってよりファミリー向きな印象
もう一つ、赤羽駅東口から直近では「ララガーデン(赤羽スズラン通り商店街)」も有名。こちらは全長330mの長さに100軒以上の店舗が続き、アーケード商店街としては北区でも最大のスポットです。
 
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アーケード内もかなり歩きやすく整っています
ここは2010年代にアーケード部分をリニューアルしたほか、照明のLED化や道路整備で大幅に環境改善。雨の日でも傘いらずで、雰囲気の面でも安心して買い物できます。単に懐かしいだけでなく若年層にも向けたアップデートが行われています。
 
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こうしたミニ商店街も夜になれば多くのお客さんを引き寄せます
このほかにも赤羽駅東口の周辺には、あちこちに居酒屋や飲食店が集中。友達同士で気軽なパーティーに向いたお店から、昭和レトロに浸りつつ1人酒をしたくなるような渋さ全開のお店まで、訪れる人のニーズに合ったお店が必ず1軒は見つかるはずです。

東口から西口に行くと、雰囲気一変

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東口に比べてかなり開けた印象
一方、赤羽駅の西口は東口に対して、街路樹も多く小ぎれいな印象。
 
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文化センター以外に「ユニクロ」なども入っています
ロータリー正面に立ち並ぶ「パルロード」は1986~1996年の駅前再開発によって誕生した3棟セットの大型施設で、うち「パルロードⅡ」は「ユニクロ」や北区立赤羽文化センター、「パルロードⅢ」には「イトーヨーカドー」も入っています。
 
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西口の買い物需要の多くは駅前で完結
また、パルロードⅠにあたる専門店街「アピレ」は地上3階地下1階で、特に3階はワンフロアを使った「無印良品」が入居。赤羽駅西口は後述の団地街や住宅が多く、買い物スポットは少なめなので、買い物の用事は駅前で済ませた方が良さそうです。

赤羽は、坂がかなり多い?

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かつて太田道灌が築いたという「稲付城」の跡。現在はお寺になっています
地理的に赤羽駅の西側は武蔵野台地の東端となっており、東側と比べて高台になっています。西側駅前から一歩出ると、街は閑静な雰囲気に変化。「せんべろ」「繁華街」という第一印象とは異なる、自然や起伏の豊かな「もう1つ」の赤羽を見ていきましょう。
 
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けっこうな急傾斜
また、この周辺は台地だけに坂がかなり多め。「中坂」「三日月坂」など急な坂が多く、赤羽駅の西側をウォーキングする時は足腰の強さや体力が試されますね……。
 
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坂の上から見る三日月坂。奥に見えるのはヌーヴェル赤羽台
一方、こうした坂にも名前の由来などに関するエピソードがあり、場所によっては歴史を示す標識もあるので、坂を上り下りしながら歴史探訪を楽しむこともできます。
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大幅リニューアルを遂げた赤羽台団地
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