フランスで「自己啓発本」は浅いと思われるワケ。今フランス人に読まれている「日本の書籍」の特徴

日本の書籍『嫌われる勇気』や『ノルウェイの森』は、海外でも翻訳されベストセラーになりました。そんな中、フランスの書店では、日本人の「内面世界」にフォーカスした書籍が存在感を強めています。これらの動向を現地からリポートします!

※本記事で紹介している商品の購入やサービスの利用により、売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります。

フランスで読まれる“穏やかな”日本の実用書

このように日本文化に関連する実用書は、フランスの書店で強い存在感を放っています。

セルフケアのコーナー

特にこちらで受け入れられているのは、「整える」「調和する」といった穏やかで内省的なテーマ。「こんまり」こと近藤麻理恵氏の『La magie du rangement(人生がときめく片づけの魔法)』もロングセラーになっています。

人生がときめく片づけの魔法 改訂版
人生がときめく片づけの魔法 改訂版

日本はフランス人にとって、穏やかさと美意識が調和する魅力的な場所です。日本文化が注目されるようになってからは、「どう生きるか」という問いへの哲学的なヒントまで見出しているのかもしれません。

この記事の筆者:大内 聖子 プロフィール
フランス在住のライター。日本で約10年間美容業界に携わり、インポートランジェリーブティックのバイヤーへ転身。パリ・コレクションへの出張を繰り返し、2018年5月にフランスへ移住。2019年からはフランス語、英語を生かした取材記事を多く手掛け、「パケトラ」「ELEMINIST」「キレイノート」など複数メディアで執筆を行う。
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