
All About ニュース編集部では、2025年6月17〜18日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に「日本の城」に関するアンケートを実施しました。
山や海に囲まれた中国・四国地方には、自然と調和した美しさを持つ城や、歴史的価値の高い城が多数存在しています。
今回は調査結果の中から、絶景だと思う「中国・四国地方の城」ランキングをご紹介します。
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2位:岡山城(岡山県)/38票
「烏城(うじょう)」の愛称で親しまれる岡山城は、岡山県岡山市北区に位置し、黒漆塗りの外観と金箔を施した瓦が織りなすコントラストが印象的な名城です。城は旭川のほとりに立ち、対岸には日本三名園の1つ「岡山後楽園」が広がっており、両者を一望できるロケーションはまさに絶景。天守は、戦後の1950年に鉄筋コンクリートで再建され、2022年の大改修により黒漆の輝きを取り戻しました。夜間にはLEDによるライトアップが行われ、幻想的な姿を見せてくれます。
回答者からは「後楽園から続くお城は、カラス城とも呼ばれ、漆黒がかっこいい」(50代男性/兵庫県)、「とても珍しい、不等辺五角形の天守台があるから」(40代女性/愛媛県)、「岡山城の周りには池があり池に反射する城を写真で撮ったら綺麗だから」(20代女性/静岡県)などの声が寄せられました。
1位:松江城(島根県)/60票
島根県松江市にある松江城は、江戸時代から残る現存12天守のひとつで、国宝にも指定されている名城です。黒く引き締まった板張りの天守と、お堀をぐるりと囲む松並木の景色は、どこか懐かしく風情を感じさせます。堀川遊覧船から見上げる天守や、春の桜、秋の紅葉との調和も見事で、“水の都・松江”を象徴する絶景として高く評価されています。天守最上階からは宍道湖を望むことができ、城と自然のスケールが融合した眺めが見どころです。
回答者からは「宍道湖が見られるのが絶景ポイント」(20代男性/千葉県)、「」「国宝で名城と言われる松江城から眺める景色は松江市街を一望出来、また宍道湖、日本海を眺める事が出来る絶景が広がっていて、見る価値があると思った為です」(60代男性/広島県)、「天守からの360度まわりを見渡せるのと石垣がとてもきれい」(30代男性/長野県)などの声が寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです