「グランドギャラリー」には無料で鑑賞できる作品も
![グランドギャラリー展示風景より、檜皮一彦《walkingpractice / CODE: OKAERI [SPEC_YOKOHAMA]》(2024)](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/1200/900/aa_news/article/2025/02/10/67a99c4650e5f.jpg)
グランドギャラリーの大階段では、檜皮一彦《walkingpractice / CODE: OKAERI [SPEC_YOKOHAMA]》(2024)が展示されており、無料で鑑賞できます。
「おかえり、ヨコハマ」展のために制作を委嘱した新作で、車イスユーザーである檜皮一彦さんが横浜の街にある障害物に花を咲かせるプロジェクトの映像作品が展示されています。大階段にスロープをめぐらせ、全ての来場者が同じ景色を鑑賞できるようになっています。
またオンラインでは、SIDE CORE×横浜美術館《KAIROS/カイロス》も無料公開中。横浜美術館の3年間の大改修を、360度カメラで記録した映像作品です。

このほか、グランドギャラリーを中心とする「じゆうエリア」は無料で市民に開かれており、ギャラリー8、ギャラリー9も無料で鑑賞できます。
「横浜美術館所蔵の有名作品は、ほぼ出しました!」と、蔵屋館長。「だれもが思い思いに過ごせる美術館」へとリニューアルした横浜美術館へ、足を運んでみては。
横浜美術館リニューアルオープン記念展「おかえり、ヨコハマ」情報
期間:2025年2月8日~6月2日
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:木曜(ただし3月20日は開館)、3月21日
観覧料:一般1800円、大学生1500円、高校・中学生900円、小学生以下無料
公式Webサイト:https://yokohama.art.museum/
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。