AIに負けない子の育て方 第19回

【中学受験2025】安全校が危ない? 親が知っておきたい最新受験事情と、直前期の心を強くする言葉

2025年の中学入試が始まりました。受験には合否がつきものですが、そんなときに親が発する一言で、子どもの気持ちはポジティブにもネガティブにも揺れ動きます。やってよかったと思える受験にするための親の関わり方や言ってはいけない言葉を紹介します。

親の不安を和らげる魔法のひと言

中学受験を「やってよかった」と思える経験にするためには、親子の信頼関係がとても大切です。信頼関係とは、「自分のことを受け入れてくれている」「理解してくれている」と感じられる間柄ですが、不安にとらわれると、親子の信頼関係も揺れてしまいます。

自分に置き換えたら分かると思いますが、自分は信頼されていない、責められたと感じたら、落ち込むか、反発するか、いずれにしてもやる気は出ませんよね。すると、「勉強しない→自信が持てない→結果が出ない」という悪循環に陥ってしまいかねません。

そうならないためには、本当は、親がゆったり構えて動じないことが必要なのですが、それはなかなか上級編。ですから、不安な気持ちに揺れている自分に気付いたら、そんな自分に「ストップ!」と声をかけて、フリでもいいので動じない親になりましょう。

そして、例えば「これまでやってきたことは力になっているよ。それを信じよう」「今まで頑張ってきたんだから、最後までやり切ろう」というような勇気付ける言葉をかけてあげてください。

疲れや緊張を癒す「クオリティータイム」とは

また疲れが見えたり、緊張していたりするお子さんに対しては、ボディケアも有効です。例えば、就寝前にマッサージをしたり、一緒に横になって話をしたり、リラックスできる時間を持つことをおすすめします。

これをクオリティータイムと言います。おのずと会話が弾むような他者と過ごす良質な時間のことですが、実際に筆者もよく子どもの足をマッサージしていました。冬は冷えるし、体を動かす機会も減っているからだと思いますが、緊張もしていたのでしょう。ふくらはぎや足裏がこちこちになっていました。

頭も使っているので、頭皮マッサージもいいですね。リラックスできる時間を持つことで、親子関係がより安心できるものになる効果もあります。

入試前日や当日の朝、気合を入れて特別な言葉をかけると緊張感が増すこともあります。気負わずに「いつも通りに頑張っておいで」などと送り出してあげるといいでしょう。
次ページ
試験会場から出てきた子どもにかけたい言葉
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

連載バックナンバー

Pick up

注目の連載

  • どうする学校?どうなの保護者?

    「まだ体育館で軟禁されてるの?」役員決めを廃止したPTA、保護者と先生が手にした“穏やかな春”

  • ヒナタカの雑食系映画論

    映画『鬼の花嫁』で永瀬廉が体現する「俺様ではない魅力」とは。『シンデレラ』的物語へのアンチテーゼも

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策