親の不安を和らげる魔法のひと言
中学受験を「やってよかった」と思える経験にするためには、親子の信頼関係がとても大切です。信頼関係とは、「自分のことを受け入れてくれている」「理解してくれている」と感じられる間柄ですが、不安にとらわれると、親子の信頼関係も揺れてしまいます。自分に置き換えたら分かると思いますが、自分は信頼されていない、責められたと感じたら、落ち込むか、反発するか、いずれにしてもやる気は出ませんよね。すると、「勉強しない→自信が持てない→結果が出ない」という悪循環に陥ってしまいかねません。
そうならないためには、本当は、親がゆったり構えて動じないことが必要なのですが、それはなかなか上級編。ですから、不安な気持ちに揺れている自分に気付いたら、そんな自分に「ストップ!」と声をかけて、フリでもいいので動じない親になりましょう。
そして、例えば「これまでやってきたことは力になっているよ。それを信じよう」「今まで頑張ってきたんだから、最後までやり切ろう」というような勇気付ける言葉をかけてあげてください。
疲れや緊張を癒す「クオリティータイム」とは
また疲れが見えたり、緊張していたりするお子さんに対しては、ボディケアも有効です。例えば、就寝前にマッサージをしたり、一緒に横になって話をしたり、リラックスできる時間を持つことをおすすめします。これをクオリティータイムと言います。おのずと会話が弾むような他者と過ごす良質な時間のことですが、実際に筆者もよく子どもの足をマッサージしていました。冬は冷えるし、体を動かす機会も減っているからだと思いますが、緊張もしていたのでしょう。ふくらはぎや足裏がこちこちになっていました。
頭も使っているので、頭皮マッサージもいいですね。リラックスできる時間を持つことで、親子関係がより安心できるものになる効果もあります。
入試前日や当日の朝、気合を入れて特別な言葉をかけると緊張感が増すこともあります。気負わずに「いつも通りに頑張っておいで」などと送り出してあげるといいでしょう。



