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第2位:Apple/70票
2位は、「Apple」でした!Appleのノートパソコンといえば「MacBook」シリーズ。クリエイティブな作業に適した「MacBook Pro」と、軽量で持ち運びやすく、日常使いに適した「MacBook Air」の2つのシリーズがラインアップされています。
また、スタイリッシュなデザインもAppleのノートパソコンの魅力。外出先でもスタイリッシュに使えるデザインも人気の理由の1つといえるでしょう。
自由回答を見ると、「世界的にも有名で、機能面に心配がなかった。見た目のスタイリッシュさがすきだった」(30代女性/京都府)や、「iPhoneを使っていて、尚且つ、ずっとApple製品のPCを愛用しているため。持ち運びがおおいのでMacBook Airを愛用」(30代男性/鹿児島県)、「プログラミングをするので、Linux環境が使いやすいpcが必要だったため」(20代男性/大阪府)といったコメントが寄せられていました。
第1位:NEC/79票
1位は、「NEC」が獲得!1899年に、日本初の外資合弁企業として設立されたNEC。設立にかかわった岩垂邦彦は「技術に国境はない」という理念を実践し、設立当初から海外の先端技術を積極的に学び、日本の技術発展に貢献してきました。
現在では、NECでは、ビジネスパソコンである「VersaPro」シリーズを、NECパーソナルコンピュータで一般消費者向けの「LAVIE」シリーズを取り扱っています。
自由回答を見ると、「メーカーへの信頼度、スペックと価格のバランスの良さ」(50代女性/宮城県)や、「国内のPCを出していた企業としては老舗なのもあり安定感があったから」(40代男性/東京都)、「会社でもNEC製のノートパソコンを使っており、自宅でも使い慣れたノートパソコンが欲しかったからです。また、スペックやキーボードのタッチ感覚も気に入った値段に見合うものを見つけることができたから」(30代女性/東京都)といったコメントが寄せられていました。
専門家は結果をこう見る!
今回の調査で判明した結果について、「All About」ノートパソコンガイドの上倉賢さんに解説してもらいました。●上倉さんのコメント
「『現在使用しているノートパソコンのランキング』は、過去5年程度の出荷台数シェアをほぼ反映した結果になると思います。日本ではレノボ含めたNECレノボが強く、調査時期によって前後しますが富士通、DELL、日本HPなどが続きます。このシェアは法人含めたPC全体のシェアで、個人向けではここにAppleが食い込んできます。
おそらくこの調査に答えた方は、自分で購入した個人ユーザーが中心だと思います。出荷台数が多いNECが1位になり、2位に個人向けで長期間使われることが多いMacBookシリーズが入ったのも納得の結果です。NEC含めた国内ブランドの製品は各社30年以上の歴史があるので、固定ファンも多いようです。
NECの場合は『PC-8001』から考えると45年の歴史があり、日本では初めて使ったパソコンがNEC製だった方も多いと思います。日本の量販店ではどこでも販売されており、長年使っている人も継続して同じブランドの新モデルに買い替えているパターンが多いのではと思います。NEC製品は初心者向けのサポートなども充実しているので、これから初めてパソコンを使う人にとっても安心して選べます」
※コメントは全て原文ママです
この記事の回答者:上倉 賢
PC(パソコン)のニュースサイトがほとんどなかった10数年以上も前から、個人でノートパソコンに関する情報をWebで発信し続けている。それをきっかけに、現在はノートパソコン専門ライターとして活躍。新聞や雑誌などでもノートパソコン選びの執筆を行っている。