今回は「秋ドラマで演技が光っていると思う男性俳優」のランキングを紹介します。多くの作品が最終回を迎える中で、男性俳優の演技にスポットを当てたランキングの結果は……?
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3位:神木隆之介『海に眠るダイヤモンド』
3位は神木隆之介さんでした。神木さんは『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)で、日曜劇場作品の初主演でさらに一人二役に挑戦中。
1950年代の端島に生きる真っすぐな性格の鉄平と、現代の世界で刹那(せつな)的な生活をするホスト・玲央を担当しています。鉄平と玲央は、時代設定やキャラクターがまったく違うキャラクターながら、神木さんは持ち前の演技力で見事に演じ分けることに成功。抜群の表現力で日曜劇場の主演を務めています。
回答者からは、「ドラマを見ていて、感情移入してしまうほど演技が上手いと思った」(20代女性/大阪府)、「一人二役の難しい役どころを見事に演じているから」(50代女性/新潟県)、「1番よく見ているドラマですが、本当に繊細な演技だと思う」(30代女性/栃木県)などの意見が寄せられました。
同率1位:田中圭『わたしの宝物』
同票で1位になったのは、田中圭さんです。田中さんは『わたしの宝物』(フジテレビ系)に出演中で、主人公・神崎美羽の夫・宏樹を担当しています。宏樹は、仕事のストレスから家庭では美羽に数々のモラハラをするDV夫。しかし、子どもが生まれたことで心を入れ替え、昔の優しさを取り戻すという難しい役柄です。しかも、生まれたのは自分の子でなく「托卵(たくらん)」で生まれた他人の子どもであることが判明。田中さんは、運命に翻弄される宏樹を、繊細に演じて高評価を得ています。
回答者からは、「今まで見たことないような感じの悪い夫を演じていてびっくりした」(40代女性/神奈川県)、「すごい苦しい役をしているにもかかわらず、演技が上手で見入ってしまうから」(30代女性/福岡県)、「優しい部分と怖い部分の切り替えしがすごいから」(20代女性/愛知県)などの意見が寄せられました。
同率1位:鈴鹿央士『嘘解きレトリック』
1位は鈴鹿央士さんです。鈴鹿さんは、『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)にて月9初主演を務めています。ドラマでは、借金まみれながら鋭い観察力を持つ貧乏探偵・祝左右馬を担当。人気漫画が原作のドラマで、鈴鹿さんは丁寧な演技で実写化に成功しています。左右馬は、常に飄々(ひょうひょう)としていて憎めない存在のキャラクター。鈴鹿さんは、コミカルに左右馬を表現して視聴者を楽しませています。また、物語の舞台となる昭和初期の雰囲気も鈴鹿さんのかわいらしいビジュアルにピッタリです。
回答者からは、「少しだらしのない探偵を見事に演じておられます。演技の幅が広い俳優さんだと感じます」(40代男性/神奈川県)、「演技力があり、ドラマのキャラクターが目立っている」(20代女性/和歌山県)、「探偵という役柄がとても似合っている」(50代女性/岡山県)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。