>9位までのランキング結果
2位:秋山竜次(ロバート)/藤原実資
2位には、藤原実資を演じる秋山竜次(ロバート)さんが選ばれました。実資は藤原小野宮流の当主で、政治や儀式のしきたりに詳しく学識がある人物。正義と筋道を重んじる性格でプライドが高い頑固者です。秋山さんはコントで鍛えた演技力を発揮し、人間味あふれる実資を作り上げました。第43回の放送では、大納言・実資と左大臣・道長(柄本佑)との対峙(たいじ)シーンが話題に。当初は秋山さんのビジュアルが賛否を呼んでいましたが、今ではハマり役として多くの視聴者から愛されています。
回答者からは、「出てくると面白いところを探してしまう。ワクワクしてしまう」(30代女性/長野県)、「主役というわけでもないのに何故か存在感がある。個性的で面白かった」(50代女性/岡山県)、「芸人さんですが、いい味だしてると思います」(50代女性/神奈川県)などの意見が寄せられました。
1位:柄本佑/藤原道長
1位に選ばれたのは、藤原道長を演じる柄本佑さんです。柄本さんは、これまで数多くの作品で個性的な役を担当。演技派として知られ、今回の『光る君へ』でも主要な役となる道長を担当しました。道長は最高の権力者として名を残し、主人公のまひろ(紫式部)とは特別な絆を持つ関係。権力者の家に生まれた宿命に葛藤する道長を、柄本さんは繊細に演じました。第45回の放送では道長が出家するシーンが描かれ、柄本さんは実際に丸刈りに。吉高さんと共にドラマを引っ張り続けた柄本さんに、多くの票が集まりました。
回答者からは、「藤原家の権力争いなどを見事に演じているから」(30代男性/北海道)、「個性派俳優さんで年々演技に磨きがかかっていて素敵だと思います」(40代女性/埼玉県)、「柄本さんにしかできない心情の表し方や演技ができて、惹きつけられる」(30代女性/和歌山県)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。