>8位までのランキング結果
2位:岸谷五朗/藤原為時
2位にランクインしたのは、藤原為時を演じた岸谷五朗さんでした。岸谷さんは1983年に劇団へ入団し、舞台俳優としてキャリアをスタート。1993年に出演した映画『月はどっちに出ている』での演技が評価され、その後は多くの作品に出演します。『光る君へ』で演じる為時は、まひろ(紫式部)の父親で真面目な性格のキャラクター。和歌や漢籍に通じる人物で、まひろに文学の素養を授ける重要な役となります。放送当初から出演していた為時は人気キャラクターで、岸谷さんは自然体な演技で実直な人物像を表現しました。
回答者からは、「貫禄があり、演技力もあり、みていて安心します」(40代男性/埼玉県)、「雰囲気作りが上手く、違和感を感じないから」(40代男性/東京都)、「画面に顔が映っていなくても、声の演技で状況がわかるから」(50代女性/佐賀県)などの意見が寄せられました。
1位:柄本佑/藤原道長
1位は藤原道長を演じる柄本佑さんでした。柄本さんは、2003年に公開された映画『美しい夏キリシマ』で主演を務め、デビュー。同作で表現力が高く評価され、演技派として映画を中心に活躍しています。そんな柄本さんは、『光る君へ』では主要な役である道長を担当。道長は最高の権力者として名を残す偉大な人物で、主人公・まひろ(紫式部)と特別な絆を持つ役です。作品の中では、権力者の家に生まれた宿命に葛藤する道長を丁寧に表現。難しい役となりましたが、持ち前の演技力で独自の人物像を作り上げました。
回答者からは、「どんな役をやらせても、怪演とも言うべき演技力でこなしてしまう」(50代女性/神奈川県)、「目で言葉を発しているように、感情が伝わってくる」(40代女性/愛知県)、「自然な演技が上手すぎて平安時代にどっぷりつかりました」(50代女性/三重県)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。