事務所が宇塚さんの主張に反論
今回の騒動に関して同グループの公式X(旧Twitter)アカウントは、24日に声明を発表。「宇塚千夏に関するお知らせ」と題し、4枚の画像で「動画での発表内容に即して、事実を元にそれぞれご説明させていただきます」と表明しました。1については「2024年3月、それまでアイドルプロデューサーを務めていた女性スタッフが退職し、また当時においてプロジェクトが赤字であったこと、そのことがメンバーに周知されていたことは事実です。ですが、その責任をメンバーに追求するような発言等はありませんでした」と、“発言等”は否定。
2については、「該当男性スタッフが、売上入金を担当している時期において、実際に本来あると想定される金額の入金がされていないことがありました。その際に『メンバーの業務委託費等については、全て売上から支払っているので、その売上がなければ支払いができない可能性があった』と、メンバーに伝えたことがありました。ですが、結果としてメンバーに支払うべき金額には一切の控除等はなく、全額を支払っています」とのこと。
3については、「2024年の6月、新体制に向けた話をする際に、一度本人から辞めたいという話は出ましたが、今後の方針を共有した上で、一緒に頑張ることを決め、前向きに活動に取り組んでくれていました。新体制の活動に千夏の存在が不可欠だと考えているといった旨の発言はありましたが、『ちなつが辞めたら他のメンバーが職を失うけどどう責任をとってくれるの?』といった他メンバーに関する責任を千夏1人に負わせるような発言をした事実はございません」と釈明しました。
さらに「未成年飲酒」に対する見解も。8月に本人にヒアリングし、事実を認め、厳重注意の上、今後は「私生活の乱れも含めて正常な状態にする」と宇塚さんと約束したようです。その上で、今回の不祥事が公になった後、事務所側は宇塚さんとの対話を望んでいましたが、なかなか実現されず、ようやく電話で話せたと思ったら「事務所を辞めたい」と申し出があり、「自己都合で一方的に事務所を辞めるというのは、大きな損失を会社に負わせる契約違反に該当するため、事務所に対して損害賠償の責任が発生する可能性があることを伝えました」とのこと。その後も「イメージ回復の協力に期間を定めてつとめるか」「損害賠償として法的に処理するか」の2択を提示し、それでも宇塚さんから正式な応答はなかったようです。
「誠実さが伝わってきて印象いい」
また「損害賠償1200万円」という金額については、「そういった事実は一切ありません」と否定。他メンバーから「千夏が辞めたらどの程度の損害があるか」と問われた際に、仮の話として「1200万円ほどが想定されるのではないか」というやりとりはあったようです。4枚目の画像では「追伸」と題し、プロデューサーの退社や担当者の金銭持ち逃げ疑惑など、事務所側にも問題はあったことを認め「本当に申し訳なく思っております」と謝罪。「信頼関係を築けなかったことは、会社としての落ち度であると猛省」しているようです。「今後の活動方針に関しましては、また後日正式な発表をさせていただく必要があると考えております。その時まで、しばしお待ちいただけますよう何卒よろしくお願い致します」とファンへ呼び掛けています。
コメントでは、「一部からどやこや言われてるけど、話が整理された上での細かい事まで状況説明してくれる運営、例えば『諸事情で』みたいな感じで片付けるとこより、誠実さが伝わってきて印象いい。(※どっちが真実や言うてる話じゃない)」「言った言ってない、そう言う意図じゃないって話ね」「宇塚千夏は社会的に良くないことをしてしまった残念だ」「なんかもう面倒くさいですね。。。」などの声が上がりました。