西武新宿線の終点「本川越駅」には何がある? 住みここち10位の街は、埼玉屈指の「観光地」だった
埼玉県の人気駅には何がある? 人気の理由は? 大東建託が実施した「街の住みここち(駅)ランキング2024 埼玉県版」で10位にランクインした、西武新宿線「本川越駅」の魅力を紹介します!
駅から徒歩5分で歴史ある神社散策も可能!
本川越駅は、「電車に乗らなくてもひと通り物がそろう」という生活利便性にとどまらず、“小江戸川越”と呼ばれ、レトロな街並みが人気の観光地の拠点駅であるという魅力も持ち合わせています。
駅から徒歩5分圏内には歴史ある神社仏閣が点在しています。開運祈願で人気の「川越熊野神社」は、健康へのご利益を願いながら踏みしめる「足踏み健康ロード」(不摂生な大人には、かなり痛い)、どれにしようか迷ってしまう30種近くもの「おみくじ」や「開運輪投げ」(かなり難易度高め)など、アミューズメント性が高くて楽しめるユニークな神社です。
諸願成就で有名な「蓮馨寺(れんけいじ)」は、休日には落語会やグルメ屋台、パフォーマンスショーが繰り広げられるイベントが開催されることも多く、にぎわいのある街づくりの拠点ともなっているようです。
レトロな人気観光地「小江戸川越」までは徒歩10分
本川越駅から徒歩10分ほどで、蔵造りの町並みが広がる「一番街」に到着。レトロな街並みを着物で散策するグループやカップルも多く、レンタル着物ショップやフォトスポットが点在しています。
人気店には行列ができるなど、休日は多くの観光客でにぎわうほか、裏道に入ると地元の人に愛されるおしゃれなベーカリーやカフェも数多く、路地裏の1本1本を時間をかけて探索したくなります!
国の登録有形文化財に登録されている、築106年の「埼玉りそな銀行 旧川越支店」の建物は圧巻! 5月に改修工事を経て、地域の食材を扱うカフェやレストラン、コワーキングスペースなどが入った「りそな コエドテラス」としてオープンし、地元の人からも注目を集めているようです。
【結論】率直に言って、「本川越駅」は飽きない!
「本川越駅」の魅力はまず、商業施設の充実度。休日は電車に乗って出かけなくても、生活に必要なもののみならず、娯楽やリフレッシュがかないます。飲食店は人気チェーン店だけでなく、こだわりを感じる個人商店やブームに沿ったショップも多いため、自分のお気に入りの店を探すのが休日の楽しみになりそうです。
さらに、まるでタイムスリップしたかのようなレトロな観光地が目と鼻の先にあること。多くの観光客が訪れるほか、10月に開催される「川越まつり」など大規模なイベントもあり、活気に満ちた街の雰囲気を感じます。まずは、日帰りの観光地として気軽に散策してみてはいかがでしょうか。
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。