ショルダーバッグや日本風のデザインが人気
さらに現在のフランスでヒットしているのが、写真のマネキンが身に着けている「ラウンドミニショルダーバッグ」です。流行のきっかけはイギリスのインフルエンサーでしたが、軽さと安さ、合わせやすさが受けてフランスでも人気商品となりました。また、パリではエコ政策により自転車人口が急増しています。そのため「ラウンドミニショルダーバッグ」は、男性からも女性からも「自転車に乗る時にぴったり」という声が上がっているそうです。
肌着、エアリズム、ヒートテックは定番
日本との違いは「価格の高さ」
機能性とシンプルさを求めて、幅広い年齢層の人がユニクロ・オペラ店を訪れています。筆者が訪れた際には、若者・ファミリー層・シニア世代と、実にさまざまな人を見かけました。もちろん、他の店舗でも同じことがいえます。
フランスのユニクロでは、日本と大きな差はないものの、自転車用のアイテムが人気だったり日本風のデザインが多めだったりと、ユニークな特徴がありました。歴史的建造物を改築してショップにするところも「パリらしいな」と感じます。現地アーティストとのコラボ作品が多いことも魅力の1つといえるでしょう。
この記事の筆者:大内 聖子 プロフィール
フランス在住のライター。日本で約10年間美容業界に携わり、インポートランジェリーブティックのバイヤーへ転身。パリ・コレクションへの出張を繰り返し、2018年5月にフランスへ移住。2019年からはフランス語、英語を生かした取材記事を多く手掛け、「パケトラ」「ELEMINIST」「キレイノート」など複数メディアで執筆を行う。