植草美幸の恋愛・結婚相談ー編集部選ー 第7回

28歳女性、開業医一族の過干渉に悩む相談者。植草美幸とおおたわ史絵「質問の根底はもっと深い所にある」

婚活に励む視聴者から寄せられたお悩みに答える「植草美幸の結婚相談所マリーミー」。人気エピソードから、開業医一族との結婚を考える28歳女性の相談を紹介します。(サムネイル画像出典:「植草美幸の結婚相談所マリーミー」)

日本全国の婚活に励むユーザーから寄せられたお悩みに答えるYouTubeチャンネル「植草美幸の結婚相談所マリーミー」。人気エピソードから、28歳女性のお悩みを紹介します。なお、今回はゲストに医師のおおたわ史絵先生を迎えています。2人は相談者のお悩みに、どう答えるのでしょうか。

【実際の動画:28歳女性、彼母の過干渉問題】

相談者プロフィール

相談者本人:28歳女性
職業:会社員
相談:同居中の彼の母からの過干渉、どうすれば?

断るに断れない、彼母の過干渉に悩む相談者

6歳年上、34歳になる彼氏と同居を始めたという相談者。彼の家庭は代々開業医と裕福で家族仲も良く、別荘に移り住んだという両親ですが、母親は週に1回のペースで彼が住む“実家”に来ては、家事・料理をしていたとのこと。

彼との同居準備にあたり2人で話し合った結果、初期費用を彼が出す代わりにインテリアや生活用品は相談者が負担することになったそうですが、いざ同居当日になると彼の母の字で書かれた梱包で、タオル、洗剤、掃除用品などがどっさり届いたと言います。

ありがたいと前置きしつつも、相談者は「生活感まるだしのパッケージの洗剤や、柄に統一感のないタオルや食器がいやでした」とコメント。善意ということは理解していても、「2人の家なので干渉してこないでほしい」と、彼にはこの思いは伝えているようですが断るに断れない様子。彼の母の干渉について、どうしたら良いか、助言を求めました。

植草さん「私の出る幕なくなりました」

おおたわ先生は相談者の悩みを「好みじゃない物をもらって困る気持ちは分かります」と共感しつつ、「幸せな悩みだよ!」「ありがとうございます! って言って閉まっておけばいい」と回答。

これには植草さん、「先生ベストアンサー!」「私の出る幕なくなりました」と絶賛します。しかし、「このご質問の根底はもっと深い所にあるような気が」と続けたおおたわ先生。
 

裕福な家庭の“坊っちゃん”となぜ一緒に住むだけではなく、結婚という話にならなかったのかが引っかかると指摘し、結婚の意思があるのかないのかを「ハッキリさせた方が良い」と、植草さんもおおたわ先生も口をそろえて言いました。

さらに植草さんは、この話を「彼がどんな言い方してお母さまに言っちゃうか」と、懸念している様子。

男性医師と母親の“リアル”を伝えるおおたわ先生

数々の男性医師を同じ医師の立場で見て来たおおたわ先生は、男性医師の母親の8~9割は、基本的に性格・見た目の良し悪しにかかわらず「最高の僕ちゃん」を育て上げたという自負があり、「そうそう簡単にその辺の女の子には手渡さない!」タイプが多いと断言します。

植草さんもおおたわ先生の話に、「その通り」「現場にいて年中このトラブルがある」と共感。相談者には、彼の母による過干渉の問題以前に、「もうちょっと慎重に2人の関係をきちんと決めた方がいい」と続けます。また、おおたわ先生は彼が母に対して「どういう態度を取れる人なのかを見極める期間にするべき」と、現実的なアドバイスを送りました。

 
この記事の監修者:植草 美幸

結婚相談所マリーミー代表。恋愛・婚活アドバイザー。ラジオやWebメディアも含め、年間約2000件の恋愛・結婚相談を有し、自身が代表を務める相談所では年間成婚率80%を達成するなど業界異例の成果を誇る。『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)をはじめテレビ出演多数。著書に『ドキュメント「婚活」サバイバル』(青春出版社)、『結婚の技術』(中央公論新社)など。
 
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