33年前の“1991年8月5日”は『101回目のプロポーズ』で武田鉄矢が「僕は死にません!」と叫んだ日!

33年前の今日、あなたは何をしていましたか? 1991年8月5日、「僕は死にません!」が伝説の名シーンとなった『101回目のプロポーズ』の第6話が放送されました。当時を振り返ってみましょう。(サムネイル画像:Amazonより)

「そうか、今日はあれがあった日か!」

何気なく過ごしている今日も、過去には何かが起きている日です。当時のニュースを振り返ってみましょう。

ドラマ『101回目のプロポーズ』第6話が放送

33年前の1991年8月5日、『101回目のプロポーズ』の第6話が放送されました。

『101回目のプロポーズ』は、1991年7月からフジテレビ系で放送された連続ドラマ。

100回目のお見合いで出会ったチェロ奏者・矢吹薫(浅野温子)に、フラれてもフラれてもアタックし続ける、さえない中年サラリーマン・星野達郎(武田鉄矢)の涙と笑いの恋愛を描いたラブストーリーです。

この日放送された第6話のラストで、薫は3年前に婚約者を交通事故で亡くしたために、再び恋人を失うことが怖いと告白。

それを聞いた達郎は、道を走っていたダンプカーの前に飛び出し、ギリギリ車が止まって助かったところで「僕は死にません!僕は死にません!あなたが好きだから。僕は死にません。僕が幸せにしますから!」と叫びました。

「僕は死にません」はその年の流行語大賞に

後のインタビューによると、台本には「僕は死にません」だけで、その後のせりふや泣きながら叫ぶ演技プランは武田さんのアドリブだったそうです。

撮影現場に集まった見物人たちも涙を流すほどの熱演によってドラマ史に残る名シーンとなった「僕は死にません」は、同年の新語・流行語大賞大衆部門の金賞を受賞するなど話題を集めました。

最高視聴率は36.7%を記録し、CHAGE&ASKAが歌う主題歌の『SAY YES』もオリコンチャート13週連続1位の大ヒット。まさに「伝説の月9ドラマ」といえるでしょう。

「僕は死にません」が最終回ではなく、中盤の第6話だったことに「そうだったっけ?」と思った人はぜひ、各種動画サブスクサービスやDVDで見返してみては。最終回のラストシーンもまた泣けるんですよね……!

33年前の今日、あなたは何をしていましたか? この機会に、振り返ってみてはいかがでしょうか。
 
101回目のプロポーズ
101回目のプロポーズ


この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。
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