【ラー博】25年ぶりにコンテスト開催!第3位は呉汁をヒントにすり潰した大豆を使ったラーメン

新横浜ラーメン博物館が「国産小麦の風味と旨味を生かした味噌ラーメン」をテーマにしたコンテスト「ラーメン登竜門」を開催。7月5日から上位3店舗がラー博に期間限定で順次出店します。7月5日~15日までは第3位「手打ち麺 あお井」が出店!

2024年3月6日に開館30周年を迎えた、新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)。30周年企画の一環として、2月からラーメンコンテスト「佐野実メモリアル ラーメン登龍門2024」を展開してきました。最終選考会を終え、いよいよ上位3店舗がラー博に期間限定で順次出店します。13名の審査員に選ばれた「国産小麦麺の味噌(みそ)ラーメン」とは……?(画像は全て提供)

ラー博主催「ラーメン登龍門」について

最終選考は2024年6月2日に行われた
最終選考は2024年6月2日に行われた

25年ぶりに開催された「ラーメン登龍門」。まだスポットライトを浴びていないラーメン職人と、新たなる職人の潜在能力の発掘を目的とし、ラー博が主催するラーメンコンテストです。

今回の「ラーメン登龍門」は、ラー博にも出店し、ラーメン界に大きな影響を与えた「支那そばや」創業者 佐野実さんの没後10年という節目の年の開催ということで、その功績に敬意をこめた記念事業として、副題に "佐野実メモリアル"と入っています。そして、この大会は今後、3年に1度開催していく予定とのことです。

優勝者には、なんと、ラー博に1年間出店できるチャンスが与えられます(準優勝者、3位入賞者は約10日間ずつ)。情熱や志を持った人々が夢と機会をつかむコンテストというわけです。

ちなみに、25年前の「ラーメン登竜門」の優勝者は静岡県伊豆市で「あまからや」を営む、店主の海老名東人さん。「あの銘店をもう一度」第5弾として約3週間、ラー博に再出店を果たしました。

テーマは「国産小麦の風味と旨味を生かした味噌ラーメン」

13名の審査員として「一風堂」河原 成美さん(画像右)や「すみれ」村中 伸宜さん(左)をはじめとするラーメン店主、前回大会経験者、国産小麦のスペシャリストなど、幅広い分野の方々が務めた
13名の審査員は「一風堂」河原成美さん(画像右)や「すみれ」村中伸宜さん(左)をはじめとするラーメン店主、前回大会経験者、国産小麦のスペシャリストなど、幅広い分野の人々が務めた

2024年大会は佐野さんが最もこだわっていた「国産小麦」にフォーカスし、「国産小麦の風味と旨味を生かした味噌ラーメン」をテーマに開催。

36人の応募者の中から、書類審査、WEB面接を経て、海外からの応募者、25年前に準優勝した人、自作ラーメン研究者など、多岐にわたる8人が最終選考会に進出。13名の審査員による実食と質疑応答が行われ、投票の結果、優勝・島津智明さん(博多文福)、準優勝・町田将一さん(らーめん愉悦処 鏡花 八王子想庵)、第3位・和田響さん(手打ち麺 あお井)が決定しました。

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ラー博出店! 第3位「手打ち麺 あお井」のラーメン
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