【2024年下半期】ブレーク必至の“若手俳優”3選! 【推しの子】主演「櫻井海音」や14歳の天才俳優も

2024年の下期にブレークが期待される若手俳優を3人紹介。話題作に出演し続けている櫻井海音さん、黒川想矢さん、飯沼愛さんのこれまでの仕事や魅力を、元テレビ局スタッフが解説していきます。(サムネイル画像出典:櫻井海音さん、飯沼愛さん公式Webサイト)

2024年上半期には、これまで映画作品などで演技力が評価されていた若葉竜也さんが突然のブレーク。話題を集めたドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ、フジテレビ系)に三瓶友治役で出演し、全国的にその名前が知れ渡りました。

今回は、若手を中心として、下半期に向けブレークしそうな俳優を元テレビ局スタッフの筆者が独断と偏見で紹介していきます。

“超大物歌手の息子”として知られる「櫻井海音」

まず、1人目に紹介したいのが櫻井海音さんです。ご存じのファンも多いかと思いますが、櫻井さんはMr.Childrenのボーカル・桜井和寿さんの長男。メディアでは素性を隠しているものの、父親譲りの端正なルックスと新人とは思えないオーラをまとった若手俳優として注目されています。

櫻井さんはバンド活動とともに俳優業を行い、これまで『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)、『未来への10カウント』(テレビ朝日系)などに出演。2023年からは本格的に俳優業を行うようになり、『アオハライド』(WOWOW)、『君に届け』(Netflix)、『VIVANT』(TBS系)と立て続けにドラマ出演を続けます。
  そんな櫻井さんを一躍有名にしたのが、2023年末に放送されたドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)です。この作品で櫻井さんは、父親の不倫相手に恋をする那須川ハルキを熱演。ハルキは、幼なじみからストーカー行為を受け心に闇を抱える高校生という難しい役でした。

しかも、父親の不倫相手を愛するという特殊な設定で、櫻井さんのイメージになかったダークな役。徐々に疲弊していくハルキを目の表情や行動などで繊細に表現し、演技力の高さを証明しました。

『【推しの子】』主演で年末の大ブレークに期待!

2024年には、3月から配信された『愛してるって、言いたい』(FOD)で松重瑛斗役を担当。この作品では、純粋でまじめな青年を演じ、主演の安達祐実さんとのコンビネーションも抜群。櫻井さんの透明感あるビジュアルがしっかりと生きている役柄となっています。
  そして、櫻井さんといえば2024年冬にドラマ、映画で公開される大型企画『【推しの子】』の実写版で、主人公の星野アクアを演じる予定です。現在、撮影時などの詳細は一切明かされていませんが、年末に向けた今年1番の話題作になることは間違いなし。『【推しの子】』の実写化には賛否両論がいまだにありますが、櫻井さんにとってはチャンスになることでしょう。

原作の漫画・アニメで描かれるアクアは、冷静沈着でドライな性格。冷たい雰囲気を持ちながら、他人への思いやりが強いキャラクターで櫻井さんのビジュアルにピッタリです。繊細な演技ができることは証明していますから、櫻井さんが名物キャラクターを上手に表現して『【推しの子】』の実写化を成功させることに期待しましょう。

【こちらも読む→『【推しの子】』実写化で“成功の鍵”を握るのは誰だ?
次ページ
『VIVANT』で話題沸騰の若手女性俳優とは?
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】