川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さんが3姉妹を演じるドラマ『9ボーダー』(TBS系)。5月31日に放送された第7話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第7話のあらすじ
長野へ戻っていた九吾(齋藤潤)が、正式に大庭家に住むことに。長女・六月(木南晴夏)、次女・七苗(川口春奈)、三女・八海(畑芽育)は父・五郎(髙橋克実)とともに、九吾の引っ越し準備と母の墓参りを兼ねて長野へ行くことにします。
九吾が暮らしていた品川家に着き荷物の片付けを進める中、母親の面影を感じる品々に思いをはせる3姉妹。いまだよそよそしい九吾との距離を縮めかねている様子を見た五郎は、東京へ戻る前に立ち寄った温泉で、遠慮なく本音でぶつかり合うことの大切さを説きます。七苗たちは、おおば湯を立て直したいという思いを伝え、「新しいおおば湯を見てみたい」と九吾も後押し。五郎は立て直し計画を受け入れます。
その夜、翌日に予定がある七苗は1人で帰京。折しも台風のさなか、雷と停電に怯える七苗。八海から様子を見に行ってほしいと連絡を受けたコウタロウ(松下洸平)がやって来て、強がる七苗に本当のことを話そうと寄り添います。「来てくれてよかった」と素直な気持ちを告げる七苗に対し、コウタロウもまた、記憶を失う以前の自分と決別してゼロから戸籍を作ることをためらっていると打ち明けるのでした。
翌朝、五郎たちも無事に帰宅。3姉妹は九吾を家族として迎え入れ、彼が望む学校生活に力を貸すと宣言。心を閉じていた九吾は「はつ姉、なな姉、むつ姉、よろしくお願いします」と頭を下げ、家族として打ち解け始めます。一方、八海が投稿したコウタロウが映った動画に、「兄に似ている」とメッセージが寄せられ——。
3姉妹と弟が育んでいく家族の絆に涙
大庭家が家族としての絆を深め、七苗とコウタロウ、六月と松嶋(井之脇海)の恋模様が進展。希望に満ちた未来へ歩んでいく一方、コウタロウの身元が判明していくであろうラストシーンに、一抹の不安が残りました。
X(旧Twitter)では、「確かに頼りになる3姉妹だよね」「九吾の『はつ姉、なな姉、むつ姉』可愛すぎた…」「九吾くんのピュアさに涙出てしまった」など大庭家の団結エピソードに感動コメントが寄せられる一方、「コウタロウもしかして記憶戻ってきた?」「絶対記憶取り戻してるよな~。どこまで取り戻したんだ?」「記憶を失くす前のコウタロウも優しい人なんじゃないかなぁ」「このまま七苗のところに残るのかな」など、コウタロウの正体を巡る考察も続出しています。
第8話では、“コウタロウをよく知る人物”が現れ、謎に包まれていた彼の素性と真実がついに明らかに。自分自身が何者なのか知ったコウタロウが、どんな道を選択するのか注目です。
『9ボーダー』あらすじバックナンバー
・第6話・第5話
・第4話
・第3話
・第2話
・第1話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。