『9ボーダー』第3話 川口春奈“七苗”×松下洸平“コウタロウ”のキスシーンに「グッとくる」の声

5月3日に放送されたドラマ『9ボーダー』第3話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:TBS『9ボーダー』公式Webサイト)

川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さんが3姉妹を演じる『9ボーダー』(TBS系)。5月3日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

>前回(第2話)のあらすじはこちら

9ボーダー
画像出典:TBS『9ボーダー』公式Webサイト

第3話のあらすじ

コウタロウ(松下洸平)との恋に浮かれる自分にブレーキをかけたい七苗(川口春奈)は、大庭家に集まるメンバーに相談。まだ29歳、踏みとどまる必要はないと背中を押す長女・六月(木南晴夏)。しかし複雑な思いを抱える幼なじみ・陽太(木戸大聖)は、コウタロウの私物に1億円を超える預金残高が記された明細書があったことを打ち明けます。

そんな中、離婚を先延ばしにしている六月のもとに、夫・邦夫(山中聡)の浮気相手・萌香(さとうほなみ)が押し掛けてきます。ちょうど大庭家の銭湯を訪れていたコウタロウのナイスフォローで撃退する一方、コウタロウは七苗に「家族が見つかったかもしれない」と警察から連絡があったことを報告。北海道に両親と幼い子どもがいて、シングルファーザーかもしれない――。ショックを受ける七苗に、担当する有名パティシエとの新プロジェクトで後輩のミスによるトラブル発生という苦難が訪れます。

心を決めた六月は七苗と三女・八海(畑芽育)を連れ、邦夫と萌香が働く仕事場へと突入。しかし、そこで自分が知らない邦夫の笑顔を見た六月は離婚を決意。一方、コウタロウから音沙汰なしで意気消沈の七苗。39歳にして独り身に、29歳にして結婚と縁遠いことを嘆く姉たちを、八海は「私がいるじゃん」と激励。3姉妹は絆を確かめ合い、「まだまだこれから」と心を新たにします。

あくる日、七苗は何かがプツンと切れて仕事を辞めると宣言。自分が本当にやりたいこと、開拓地へ飛んでいくのだと決意します。そんな七苗のもとにコウタロウが帰還し、全くの別人だったと報告。張っていた気が緩み涙を見せる七苗に、コウタロウは優しくキス。その様子を目撃しショックを受ける陽太の背中に、八海が抱きついて――。

9ボーダー
画像出典:TBS『9ボーダー』公式Webサイト

七苗×コウタロウのキスシーンがなぜか泣ける

19歳、29歳、39歳と人生の岐路に立たされ、何かとモヤモヤした気持ちに思い悩む“9の歳”の3姉妹。「仕事しかない」と言っていた仕事をついに辞めた次女・七苗の大英断と、不安を抱えながらも気を張っていた彼女を優しく包み込むコウタロウが醸す空気が印象的だった第3話。

X(旧Twitter)では、七苗とコウタロウの不意打ちのキスシーンに反響が殺到。「ななちゃんとコウタロウのラストにどハマり」「ななちゃんの涙にグッときて涙ぐんでしまう」「『泣いてるの?』の言い方と目、キスする前に七苗を見る表情、職人技」「やっぱ松下洸平さんの演技、惹き込まれてしまう」「コウタロウの『ただいま』本当にパワーワード。七苗が帰る人になってたんだと思うと泣ける」などのコメントが寄せられています。

3姉妹の恋と人生が少しずつ動きを見せる中、第4話では失踪中の大庭家の父・五郎から一枚のハガキが届き――。3姉妹にそれぞれ共感しきりの本作がどんなストーリー展開を見せてくれるのか期待です。

『9ボーダー』あらすじバックナンバー

第2話
第1話
 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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