【結婚18年】夫の不倫に悩み苦しむ40代“サレ妻”に和尚が説く、夫との向き合い方

18年連れ添った夫に2回も裏切られた既婚女性が、大愚和尚に相談。どのような言葉をかけたのでしょうか。(サムネイル画像出典:「大愚和尚の一問一答/Osho Taigu’s Heart of Buddha」)

X(旧Twitter)で夫に不倫をされた妻が、不倫相手の女性の個人情報をSNSに投稿して逮捕された件で、波紋を広げています。YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答/Osho Taigu’s Heart of Buddha」では5月10日、『変わらない夫へ、私にできる最後の決断』と題した動画を公開。夫に不倫をされた“サレ妻”の相談を、紹介しました。
 

【実際の動画:大愚和尚、夫の不倫に悩む女性にヒントを授ける】

7年前の不倫相手と関係を続けていた夫

「大愚和尚の一問一答/Osho Taigu’s Heart of Buddha」は、佛心宗大叢山福厳寺の住職を務める大愚和尚が悩み・苦しみを抱える人のさまざまな人生相談に対し、解決のヒントとなる「心の処方箋」「苦しみの手放し方」を伝授するチャンネルです。
 

今回の相談者は、夫と2人の息子がいるという40代の女性。結婚当初から家族思いの夫で、円満に過ごしてきたそうですが、7年前に夫の不倫を知りました。不倫相手の女性と別れてほしいと迫っても、首を縦に振らぬ夫。「家での居場所がない」と言う夫と別れたくない一心で、必死に尽くしてきた女性ですが先日、夫が車に女性を乗せた形跡を見つけてしまったとのこと。夫に問いただすと、その相手は7年前の不倫相手の女性だったそうです。
 

結婚生活18年の夫。2度目の裏切りを知ってもなお、心が揺れる相談者は、「何か良いアドバイスがあれば教えていただきたいです」と、大愚和尚に救いを求めました。

「さて、処方箋です」

まず、大愚和尚はお釈迦様が説かれた「戒」の中から「不邪淫戒」を紹介します。「不邪淫戒」とは、真実の愛ではない“愛”というものに溺れるなという教えとのこと。1度目の不倫発覚時に、不倫相手の女性と「別れる」とも言わず、その後7年にわたり関係を続けてきた夫。それでも好きで離婚に踏み切れない女性に、「さて、処方箋です」と今後を冷静に考え、弁護士に相談し、どのくらいの慰謝料が取れるのか。「数字」として夫に現実を突きつけるよう助言します。
 

1度目の不倫が発覚した際に、夫は女性と別れなかったことから、家庭と不倫相手は別と夫は思っており、そして女性と離婚することは考えていない「余裕をかましている」状態と分析する大愚和尚。それでも好きであれば「後はどうぞご自由に、勝手になさっていただいたらいいと思います」と厳しい言葉もかけました。
 

「男女の関係、男女の不思議は海より深い」と説き、「自分の余生に向けての生き方・価値観をもう1回自分に問い直してみる機会かもしれません。好きとか優しいとかっていう感情だけでなく、1回理性で数字というものも使って、大人の交渉なさってみるっていうのも、手だと思います」と、女性が今後、夫に対して取るべき方法論のヒントを授けました。
 

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