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2位:中国(10万1786人)
2位は、「中国」。2012年には中国の在留日本人が15万人を超えてピークを迎えましたが、年々減少傾向が続いています。とはいえ、在留日本人は10万1786人で、海外在留日本人全体の7.9%を占めました。上海(3万7315人)、香港(2万2930人)、北京(5534人)などの都市に日本人が集中しています。外務省が発表している「海外進出日系企業拠点数調査」(2022年10月1日時点)によると、中国には日系企業の拠点が3万1324カ所あり、エリア別では上海(2万2729カ所)をはじめ、 青島や大連などに多く、ビジネスの拠点として今後の推移が注目されています。
1位:アメリカ(41万4615人)
1位は、「アメリカ」でした。在留日本人数は41万4615人と他国に比べて圧倒的に多く、在留日本人全体の約3割を占めました。ロサンゼルス都市圏(6万4457人)、ニューヨーク都市圏(3万7414人)、ホノルル(2万3349人)、サンフランシスコ都市圏(2万401人)などの都市が人気です。世界的大企業が本社を構え、経済の中心となるアメリカには日系企業の拠点が8673カ所(2022年10月1日時点)あり、エリア別ではシカゴやロサンゼルス、 アトランタなどに多くの日系企業が拠点を置いています。 また、文化の発信地として、世界中からさまざまな国籍の人が集まるアメリカは、留学先としても高い人気を維持しています。
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。