「Number_i」「IMP.」らTOBEタレント総出演! TOBE初のコンサートを徹底リポート【4月26日より配信開始】

初のコンサートとなる、『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』を東京ドームで開催したばかりの「TOBE」。このコンサートのリポートと、今後のアーティストたちの展望について、元テレビ局スタッフが解説します。(サムネイル画像出典:TOBE公式Xより)

東京ドームイベントで見せた、各アーティストの個性と可能性

楽曲が大ヒットしているNumber_i、IMP.を中心として開催された、今回の『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』。

Number_iは、会場を掌握する圧巻のステージで、3人とは思えないパワーあふれるパフォーマンスを披露しました。演出も素晴らしく激しいダンスが健在で、世界を狙えるグループであることを証明。また、メンバーの少し天然ボケなMCも楽しく、カッコよさとかわいらしさを兼ね備えたグループとして、さらに進化を遂げそうです。

そしてIMP.は大舞台に物怖じすることなく、息のあったダンスパフォーマンスを披露。Number_iとはまた違う、荒々しさも感じるステージで見ている人をワクワクさせるような仕上がりでした。先輩である北山さんからは、トークコーナーでイジりの洗礼を受ける場面も。仲の良さを感じさせるもので、会場を大いにわかせました。

三宅健さん、北山宏光さんは、アダルトな雰囲気を感じさせる楽曲を多く歌い、バックダンサーとの相性も抜群でした。三宅さんは『BOY』『Ready To Dance』で軽やかなダンスや美声を披露。北山さんは、『BET』『THE BEAST』など色気満開のステージを数多く見せ、独自の世界観が楽しめました。

大東立樹さんの歌声が響き、新ユニット・wink firstは王道アイドルらしい楽曲を聞かせ、被災地支援プロジェクトとなる「to HEROes Project -Act for HOPE-」のチャリティソング『Be on Your side』の歌唱など、バラエティにとんだイベントとなりました。
 
これまで、さまざまなコンサートや舞台を手掛けてきた滝沢さんらしく、それぞれのメンバーが輝くものでTRAINEE(研修生)たちも大活躍。“良い意味”で旧ジャニーズ事務所の精神を踏襲している雰囲気のある演出で、会場のお客さんは大満足だったのではないでしょうか? ベテランから若手まで、それぞれ個性あふれたステージを一度に見ることができるショーは、まとまりもあり素晴らしいものでした。

今後の活動について、三宅さんは6月22、23日、北山さんは6月15、16日、Number_iは6月18~20日、IMP.は6月13、14日に各アーティストによる単独コンサートの開催が発表されました。
 
各メンバーの個別のコンサートの演出も楽しみですが、ぜひとも『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』と同じ構成のアーティストが勢ぞろいするイベントを、定期的に開催してもらいたいところです。

グループの活躍だけでなく、メンバー個人の活動にも注目

今後に期待が持てる『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』でしたが、2024年は各メンバーのソロ活動にも注目です。
 
現在決まっているものでは、北山さんが4月5日からスタートしたドラマ『君が獣になる前に』(テレビ東京系)で主演を担当。平野さんは、『サントリージン翠』『デジタルハリウッド大学』のCMに出演し、イヴ・サンローランのアジアアンバサダーにも就任しています。大東さんは、7月からミュージカル『無伴奏ソナタ -The Musical-』に出演するなど、次々とソロでの活動が発表されています。また、6月5日には三宅さんがオリジナルアルバム『THE iDOL』を発売します

過去には、旧ジャニーズ事務所を辞めたタレントは、なかなかテレビ番組への出演が難しい現状だったことを、自分の目でも見てきました。しかし、時代が変わったことで、「TOBE」のアーティストも起用しやすくなっています。実際、筆者の周りでも「TOBE」のアーティストの注目度は上がっているので、今年は各メンバーが個人でも大活躍する可能性は大です。

さらに、今回の『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』が大盛況だったニュースが駆け巡り、各アーティストの注目度がグッと上がりました。ライブの模様は、『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~ Special Edition』としてPrime Videoで4月26日より世界独占配信されるので、さらに注目度が上がることでしょう。

2024年は、ドラマやバラエティ番組で活躍するメンバーの姿が見られそうです。
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この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

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