横浜名物・シウマイでおなじみの崎陽軒が、北陸新幹線の福井・敦賀延伸の開業日(2024年3月16日)に合わせ、福井県産食材を使った「北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当」を販売。記者発表会で試食させていただきましたので、どんなメニューなのか紹介します(画像は筆者撮影)。
「北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当」について
崎陽軒「北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当」は、2024年3月16日に迎える北陸新幹線 福井・敦賀開業を福井県と一体となって盛り上げることを目的として企画されたお弁当です。
そもそも、崎陽軒が福井県の食材を使ったお弁当を作ることなったのは、福井県が北陸新幹線が福井・敦賀まで延伸することを機に「美食の宝庫」といわれる福井県の魅力を首都圏の人に「食」で伝えたいと考えたから。
首都圏で知名度が高く、真のローカルブランドを目指すことや食を通して心を満たすことなどを経営理念に掲げている崎陽軒に、福井県の食材を使ったお弁当の開発をオファーしました。
その第1弾として、開業1年前となる2023年3月に「福笑御膳」を完全予約制で販売。これまでにないほどぜいたくで、福井県の魅力が詰まったお弁当として話題となりました。
第2弾となる今回は、限定5000個で価格は税込1480円。神奈川・東京エリアを中心とした約150店舗での予約販売と崎陽軒 直営店舗15店舗での店頭販売を予定しています。
「北陸新幹線 福井・敦賀開業記念弁当」の中身は?
記者発表会でいち早く試食させていただきましたので、どんなメニューが入っているのか紹介します。
今回、メインとなる食材は福井県のブランド米「いちほまれ」。こしひかり発祥の地・福井が6年の歳月をかけて開発した、次世代を担う品種です。
崎陽軒の担当者によると、お弁当のお米を変更することは容易ではないとのことですが、「いちほまれ」が冷めてもおいしいお米だったことから、採用に至ったそうです。
白くつやっとしていて、見た目からしておいしそう! 一口食べると、もちっとしていながらも、1つ1つの米粒感がしっかりとしています。かみしめるほどにお米の甘味が口の中に広がります。
ごはんの隅には「梅きゅうりのおぼろ昆布和え」がトッピング。古くから北前船の寄港地として栄えた敦賀市で盛んに生産されてきた「おぼろ昆布」を梅きゅうりと和えています。味わい深い箸休めです。