配信者でYouTuberのコレコレさんが3月3~4日にかけて、「コレコレチャンネル KoreTube」でYouTube Liveを配信。「今回は僕が被害に遭ったんで、僕が助けてもらっていいですか?」と視聴者に訴えました。一体、何が……。
「そこには僕がいました」
3日にダイレクトメッセージでファンから、「今日、幕張メッセにいましたか?」「イベントに参加してるんですか?」という連絡を受けたそう。しかし、体調不良だったため「外に出ていない」と言います。続けて、「なんですが、そこには僕がいました」と話します。
実はコレコレさん、2019年3月31日に自身のX(旧Twitter)で新しいゆるキャラ「コレコレくん」を紹介していました。しかし、2024年までの約5年間でズボンや頭の中が壊れたりしたため、法人の産業廃棄物業者に依頼して、廃棄したとのこと。ところが、3日にファンから送られた写真で同日、幕張メッセで開催された園芸イベントに「コレコレくん」がいたことを知ったと話しました。
「コレコレくん」は青いジャケットを着用していますが、背中には「@korekore19」とコレコレさんのXアカウントが白字で印刷されています。イベントではその部分が折り曲げて隠されていましたが、3日のイベント以外にも、「コレコレくん」はさまざまなイベントに登場しており、ネット上で公開されている写真には背中のIDが見えないよう加工されているものや、加工がされておらず「@kor」と見える写真も配信内で紹介されました。
ヤフオクに出品されていた「コレコレくん」
さらに、Xでは「コレコレくん」がゆるキャラYouTuber「そんなこと侑太(ゆうんだ)」というアカウント(※現在は削除済み)で活動しており、3日のイベントにもおそらく出展者がこのゆるキャラに出演依頼をしたものだろうとコレコレさんは予想します。そこで、配信中に「そんなこと侑太(ゆうんだ)」の“中の人”と通話をして、経緯を聞くことに。
通話相手は芸能事務所を運営しているという男性で、群馬県内のリサイクルショップが1月にYahoo!オークションで出品しているのを見て、2万5000円(放送内で2万4000円の画像も掲載)で落札したと話します。引き取りのため男性が群馬の店舗まで車で赴いた際、元の所有者はYouTuberだったことや、このリサイクルショップも別の人から購入したと聞いたと明かしました。また、男性によるとコレコレさんが所属するライバーにも連絡は入れ、返答がなかったのでコレコレさんにも連絡したが返答がなかったとも話し、出演イベントでこの着ぐるみを使用しているとのこと。
しかし、男性側が「『そんなこと侑太(ゆうんだ)』で商標登録をしようと思っていた」の言葉で事態は悪化。男性からは権利関係の話も出ますが、ジャケット裏側の「@korekore19」があるので「コレコレくん」だと主張するコレコレさんと、これは「侑太」と主張する2人の話し合いがヒートアップ。そんな中、男性の電話口から別の男性の声でやじが飛び、チャット欄は一気に大炎上へと発展しました。
その後も話し合いは続き、1度は「使ってもいい」とコレコレさんは発言。「ゆるキャラyoutuber」と書かれている肩書きを、「元YouTuber『コレコレくん』」に修正すること、「反社とか怪しいものとか悪質なものに使わないんであれば大丈夫」とも条件を付け、詳細についてはコレコレさんのマネージャーと詰めるという結果で1度、通話は終了しました。
相次ぐ「使わせないで」の声に考えが変わったコレコレさん
ですが、チャット欄は「なんで許すの」「使わせないで」という声が殺到。さらに通話中、電話越しに聞こえた通話男性とは別の男性が飛ばしたやじの内容を確認すると、「コレコレなんてマスクデブやろがい」と聞こえます。
そのほか男性側への疑問も新たに生じ、ファンの声も受けたこともあり「コレコレくん」を男性から買い戻す意向を固めたコレコレさん。再度、男性と通話しますが、先ほどの通話内容から一転した結論に男性も不服をあらわにします。妥協策が見えないまま2度目の通話は終了。ところが、男性から再度連絡があり、この着ぐるみの使用は今後控えること、会社として謝罪を出すと申し出て、男性との会話は終了しました。
『第2シーズン 産廃業者編』を待て……
コレコレさんは「産廃業者のせいで僕と先ほどの人が揉める原因になっている」「根本の悪は廃棄業者」「絶対に許しません」と話し、後日、『第2シーズン 産廃業者編』を生配信か動画で公開する意向も示しています。戻ってきた「コレコレくん」の業者とどのような話し合いがもたれるのか。続報を待ちたいですね。