木梨憲武さん、奈緒さんが共演するドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)。2月26日放送の第7話では濱田岳さん演じる“カズマルくん”の感動シーンが話題に。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。
第7話のあらすじ
雅彦(木梨憲武)サプライズで開いた退院祝いパーティーを機に、一馬(濱田岳)との関係を修復した瞳(奈緒)。雅彦ももう結婚に反対せず、あとは2人の問題だと受け入れる発言をします。一方で雅彦の病状は悪化の一途をたどり、食は細くなり手にも痺れが……。
次第にできないことが増えていく悔しさと不安を募らせる雅彦は、瞳が書き記した“結婚までにやりたいことリスト”の「お父さんと旅行に行く。もう一度」をかなえるべくキャンプに行こうと提案。2人でのんびりとした時間を過ごす中、雅彦はふと「死にたくないなぁ。なんか怖くなってきた」と吐露。さらには、瞳の花嫁姿が見たいと漏らします。
一方、一馬は塾講師をしながらフリーの芸人として活動すると決心。お笑いライブをするといって瞳と雅彦を招待します。2人が訪れると、客席には一馬の息子・龍之介(石塚陸翔)の姿だけで、3人に向けたワンマンライブだと発覚。一馬は新ネタを披露すると言い、「ドンマイドンマイ、僕は好きだよ」という持ちネタをアレンジして、瞳への思いを告白。さらには、雅彦のこともネタにして「大好きです」と伝えます。
「けんかばかりするけど、結局お互いのことが大好きな親子。僕は大好きです」と雅彦と瞳への思いを届けた一馬は、壇上から瞳にプロポーズ。瞳と龍之介も彼の元へ寄り添い、「3人でお父さんを支えたい」と結婚を認めてもらえるよう頭を下げます。雅彦は一も二もなく「認めます!」と力強く了承するのでした。
“カズマル”濱田岳の新ネタ&プロポーズにボロ泣き
“カズマルくん”こと一馬が瞳、雅彦、龍之介の3人だけに疲労した新ネタは、一馬の優しくあたたかな人柄と彼らへの愛が存分に凝縮されており、思わず涙が込み上げてくる感動シーンとなりました。
X(旧Twitter)では、「カズマルくんの新ネタ素敵すぎた(涙)」「カズマルで泣くとは…」「ずっと涙が止まらなかった。親子でのキャンプもだし、カズマルくんの単独ライブも、こういう素敵な形だとは。もうボロ泣き」「このネタ、カズマルくんから瞳とお父さん2人へのプロポーズなんだなあって2つ目くらいで思って、笑いながら泣きそうになった」などのコメントが殺到しています。
日に日に悪化する痛みに限界を感じた雅彦は、ついに実演販売士“グラッツェ椎名”の引退を決意。一馬との結婚準備で幸せいっぱいのはずの瞳は、雅彦の病状悪化が気がかりで落ち着かず。一方、雅彦は一馬をこっそり呼び出してサシ飲みに誘い――。“けんかばかりするけど、結局お互いのことが大好きな親子”の最後の日々から目が離せません。
『春になったら』あらすじバックナンバー
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。