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第4話のあらすじ
ありす(門脇麦)の前に突然現れた蒔子(木村多江)。心護(大森南朋)は急な来訪に怒りを隠せず、追い返そうとします。蒔子がなぜ自分を手放したのか、悪い方向に考えてしまい落ち込むありす。翌日、「ありすのお勝手」にどんよりした顔でやって来たのは、駅前の不動産店に勤める明里(金澤美穂)。先輩の圭介(渡辺大知)に好意を寄せているものの、恋愛経験が少ない明里は自信が持てない様子。そこで、助言を求められたありすの口から発せられたのは、「私には恋愛する資格はありません」という言葉。実の親にも愛されなかった自分には愛される資格も、愛する資格もないと言い張ります。
そんなありすを見て、倖生(永瀬廉)はある誘いをします。それは、蒔子に直接真意を聞くため、五條製薬に直撃する誘いでした。しかし、研究開発担当取締役を務める蒔子とのアポなしでの面会は、そう簡単に認められず。それでも、ありすは電話番号を書いたメモを蒔子に渡してもらおうと受付に残しますが、その様子を見ていた蒔子の夫・誠士(萩原聖人)にメモを奪われてしまい……。
その頃、倖生がありすにした誘いをデートだと勘違いした和紗とその家族は大騒ぎ。ありもしない妄想は心護のもとにまで届き、仕事中も2人の関係が気になってしまいます。
当のありすは、蒔子から連絡をもらえず、心護にも話を聞き出せないことで、ますます自信喪失。一方、明里は和紗に背中を押されたおかげで、圭介とバレンタインデーに花火大会へ行くことになったと報告にやって来ます。明里から、おいしいチョコレートの作り方を教えて欲しいと頼まれたありすでしたが、「私のような者がお役に立てるとは思えません」と断ってしまいます。そんなありすの様子を見て、倖生は再び五條製薬に足を運ぶのです。
2度目の五條製薬への突撃も誠士に妨害され、倖生は蒔子に接触することができず。その帰り道、偶然会った和紗との会話のなかで、倖生は過去に言いがかりによるえん罪で逮捕歴があることを明かします。それが原因で、「人を好きになる資格がない」と話す倖生。それに対し、和紗は「諦めなくてもいいんじゃないの?」と諭します。
どうにかしてありすの力になろうと考えた倖生は、元同級生の百花(大友花恋)のツテを頼り、五條製薬の営業部からお弁当の注文を取りつけます。見事、潜入に成功したありすと倖生は、ついに蒔子と面会を果たすことに。なぜ自分が捨てられたのか尋ねるありすに、蒔子が明かした答えは意外なもので――。
今後の見どころとSNSでの反響
第4話では、ありすの「本当の母親」が明かされるなど、隠されていた過去が次々と明らかになりました。そして、エンディングでは全ての真相を知ったことで、ありすが誰かを好きになりたいという気持ちを抱くようになり、倖生も同じ思いでいることを伝え合うという展開に……!そんな優しい気持ちに包まれたシーンに、X(旧Twitter)では「第4話も涙が止まらなかった、、ありすがちゃんと愛されていた事、倖生くんもありすも良い顔をしてて前向きになっていた事、全部含めて綺麗なシーンだったなぁ」「冒頭では恋愛する資格がないと言っていた倖生が、エンディングでは幸せな気持ちにさせたいって思ってるのも、ありすの事を優しそうな顔で見てるのも、全部合わさって大泣き」などの声が寄せられています。
気になるありすと倖生の関係や、徐々に明らかになる五條製薬の火事の真相、そして倖生の正体など、第5話も見どころ満載となりそうです!
『厨房のありす』あらすじバックナンバー
・第3話・第2話
・第1話
この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。