鎌倉銘菓「クルミッ子」でおなじみの鎌倉紅谷が、2024年2月5日に鎌倉市内に新店舗をオープン。先駆けて行われた内覧会にお招きいただいたので、どんなお店なのか紹介します(画像は筆者撮影、一部提供。記載の価格は税込)。
「鎌倉紅谷 小町横路店」について
鎌倉紅谷は、1954年10月に鎌倉市雪ノ下にある北条泰時小町邸跡地で創業。2024年は創業70周年を迎えます。
2月5日にオープンする「小町横路(こまちよこみち)店」は、鎌倉市内3店舗目(※)。店舗面積は約200平方メートルと、同社店舗では市内最大を誇ります。※2024年4月1日まで八幡宮前本店は改装のため休業中
場所は、鎌倉駅から小町通りを鎌倉八幡宮方面へ進み、鎌倉聖ミカエル教会の角を左手に進んでいったところ。店名には、いつもにぎわう小町通りから横道に入った場所で、お客さまに静かに過ごしてもらいたいという思いが込められています。
木の温もりを感じられる店内
建物の前には広く芝生スペースがとられています。店内に入ると天井が高く、ゆったりとした雰囲気。内装の柱や梁には松の木を使用しており、木の温もりを感じられる空間です。入口を入って右手が物販スペースとなっています。
実はこの建物は、横浜のチョコレートブランド「VANILLABEANS(バニラビーンズ)」が手掛けたもの。2019年2月にオープンしましたが、2020年10月からコロナ禍で休業、残念ながら再開かなわず2023年7月に閉店となりました。筆者はオープン当時に取材させていただいたので、動向が気になっておりました。
当時の取材で印象に残っているのは、建物の真ん中のシンボルツリー「シマトネリコ」。「お店とともに成長できるように」との思いを込めて植えられたものと伺いました。その思いを受け継ぎ、「鎌倉紅谷 小町横路店」とともに成長してくれることでしょう。
当面は物販のみで営業
2月5日のオープンから、しばらくは物販のみの営業となります。
人気商品の「クルミッ子」(5個入り810円~)はもちろん、製造時に出る「クルミッ子」の切り落とし(1242円)、パウンドケーキ生地に練乳ソースを染み込ませ、スライスアーモンドを散りばめた「あじさい」(3枚入り497円~)、イチョウの葉をかたどったサブレ「鎌倉だより」(6枚入り594円~)などを取り扱います。
また、オープン記念として、クルミッ子8個入りにクルミッ子のミニチュアフィギュアをセットした商品(1620円)も各日数量限定で販売されますので要チェック。