櫻井翔さんが主演するドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系)。1月27日に放送された第3話では、前作『大病院占拠』との色濃い関連が明かされ話題に。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられたコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第3話のあらすじ
空港を占拠する“獣”のわなにかかってしまった武蔵(櫻井翔)は、同僚の警部補・本庄(瀧内公美)を何とか救出。人質の1人である米沢弁護士(長田成哉)が、逮捕状の出た人間を国外逃亡させて膨大な報酬を得ていた事実を暴きます。“龍”はさらに、人質の中に潜んでいる国外逃亡犯の正体を突き止めるよう指示。
一方、武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)は、自宅で謎の男(ジェシー)に脅され手術を開始。VIP専用通路から脱走を図っていた人質たちは、獣たちに見つかり確保されてしまいます。龍は武蔵の姉・二葉(奥貫薫)を呼び出し、彼女が脱走を計画したことでVIP通路の存在が判明したと感謝。二葉は、「兄の失踪の真相を知りたくないか?」と電話をかけてきた相手が龍であると確信します。
捜査を続けていた武蔵は、国外逃亡を図っていた人物が壬生(手塚とおる)であると特定。その正体は逃走中の衆議院議員・北見。彼は1年前の病院占拠事件で明らかになった「P2計画」を主導していた人物でした。北見のせいで獣になったと言い、“虎”と“猿”が獣の面を脱ぎます。その正体はなんと、病院占拠事件でSATを率いていた丹波管理官(平山浩行)と息子の直樹(岩瀬洋志)。2人とも半年前に警察を辞めていました。
フリージャーナリストをしていた妻・愛は、半年前にビルの屋上から飛び降り自殺。記事のねつ造を疑われネットで叩かれたことを苦にしたという理由で、警察は自殺と判断。しかし彼女は高所恐怖症だったため、死の真相を疑った丹波は息子とともに警察を辞めて獣になったのです。
さらに、病院占拠事件後「ありがとうございました blue」と送られてきたメールが発見され、武蔵は和泉(ソニン)の指示で、差出人と思しき人物――病院占拠事件の首謀者・青鬼こと大和耕一(菊池風磨)に話を聞きに行くことに。青鬼は武蔵を見ると、「お待ちしておりました」と不敵な笑みを浮かべ……。
青鬼&丹波管理官が再登場!『大病院占拠』との関連が深まる
“蛇”相模(宮本茉由)に続いて“虎”が丹波で“猿”がその息子と判明し、1年前の病院占拠事件との関連性がさらに深まりを見せた第3話。丹波の妻・愛の死の真相と北見に隠された“うそ”がどう関係しているのか気になる展開に。
X(旧Twitter)では、「まさかの丹波さんだったか」「青鬼さん再び!」「青鬼が登場してくるとは思わなかった!」「武蔵刑事と青鬼の対峙、期待大で鑑賞。より一層楽しみになった」「レクター博士みたいな立ち位置で戻ってきた青鬼(菊池風磨)が美味しい」「コレ絶対裏で青鬼さんが糸引いてるよね」「嘘だろポイントが大放出中」などのコメントが寄せられています。
獣の目的を聞き出そうとする武蔵に対し、青鬼・大和はあるヒントを口に――。一方、和泉たちは丹波の妻・愛の自殺の真相を暴こうとするが、愛が死亡した時の捜査記録はなぜか全て削除されており……。同時進行している謎の男による裕子の自宅監禁、人質内のいさかいもどう展開していくのか目が離せません。
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この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。