「勤勉性が高い」都道府県ランキング! 2位「鹿児島県」、1位は?

ユーグレナは、同社の遺伝子解析サービス利用者5万7449人分のゲノムデータをもとにした「勤勉性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を発表しました。ランキングの2位は「鹿児島県」、1位は?

勤勉性の高い都道府県
出生地から算出
ユーグレナは、同社の遺伝子解析サービス利用者5万7449人分のゲノムデータをもとにした「勤勉性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を発表しました。調査時期は2023年12月です。

なお、遺伝子解析項目「勤勉性(SNP:rs1501672)」は、目的に対して、途中で諦めることなく根気強く意思を貫く傾向がある性格とされています。

>47位までの全ランキング結果を見る

「勤勉性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県」ランキング 1位は「徳島県」

「勤勉性が高めの遺伝子タイプ」の人の割合が相対的に高い都道府県の1位は「徳島県」(37.6%)でした。続いて2位は「鹿児島県」(37.23%)、3位は「沖縄県」(36.33%)となりました。

また、遺伝子解析項目「勤勉性」において、日本人の遺伝子型の割合は、「勤勉性が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」が30.7%、「一般的なタイプ(遺伝子型:CT)」が49.3%、「勤勉性が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」が20%でした。

「勤勉性が高めのタイプ」の割合は「アジア集団」が低い傾向に

人種別に見ると、「勤勉性が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」の割合は、「ヨーロッパ集団」(73.8%)、「ラテンアメリカ集団」(66.8%)、「南アジア集団」(64.6%)、「アフリカ集団」(61.3%)、「アジア集団」(31.4%)、「東アジア集団」(27.9%)の順でした。

一方、「勤勉性が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」は、「ヨーロッパ集団」や「ラテンアメリカ集団」の割合が3%前後であるのに対し、「東アジア集団」や「アジア集団」では20%前後と高い割合を示しています。ただし、ユーグレナは環境要因の影響もあるため、遺伝子だけで勤勉性を決定することはできないとしています。
次ページ
47位までの全ランキング結果を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    見事なバランスに仕上がった『シンデレラ』を筆頭に、ディズニー実写映画の「ポリコレ」について考える

  • AIに負けない子の育て方

    多様化する中学受験…実施校が爆増した「新タイプ入試」「英語入試」に受かるのはどんな子か

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    日本人には日常すぎて衝撃! 外国人が「最高に素晴らしい!」と称賛する日本のいいところ厳選3

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    東海道新幹線の「個室」が100系以来、四半世紀ぶりに復活! 「どこに設けられる?」JR東海に聞いた