とはいえ、各メンバーは俳優業などで活躍し、2024年はグループとしてもうっぷんを晴らすような大ブレークをしてくれそうです。
この記事では、そんな「なにわ男子」の魅力を元テレビ局スタッフの筆者が1人ずつ紹介。今回は、長尾謙杜さんをピックアップしていきます。
【他のメンバーの記事はこちら】
【なにわ男子・道枝駿佑】国宝級のビジュアルでファン急増! 俳優としても活躍する“次世代エース”
【なにわ男子・大橋和也】天然ボケ×透き通る歌声のギャップに誰もがとりこ! 愛されキャラのリーダー
【なにわ男子・西畑大吾】次期「二宮和也」なるか? アイドルの枠に収まらない演技力が魅力のアイドル
【なにわ男子・大西流星】「あざとかわいい」に徹した最強アイドル! “コスメプロデュース”でも注目
【なにわ男子・藤原丈一郎】野球ファンも認める生粋の「オリ党」アイドル! バラエティにドラマに大活躍
【なにわ男子・高橋恭平】ビジュアル担当としてグループをけん引! 2024年は“年男”の活躍に期待大
話題作に次々出演。演技力に磨きがかかる
長尾さんといえば、2023年は俳優として大活躍した1年となりました。橋本環奈さんが主演を務め、山田涼介さんが共演した『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)では、主人公・羽田綾華の弟である羽田陸を担当。姉役の橋本さんとのコンビネーションも抜群で、長尾さんが等身大の演技を披露しました。人気キャラクターとして、陸を主人公とした、Paraviオリジナルストーリー『女王様に捧ぐ薬指』が配信されたほどです。
また、話題の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では、主人公・岸辺露伴の青年期を演じています。主演の高橋一生さんが演じた岸辺露伴の青年期という変わった役ながら、繊細な演技で人気キャラクターの若き日を表現。テレビドラマ版も人気が高い作品だけに、長尾さんも俳優として注目されることになりました。
初大河で松本潤の異父弟役を好演!
そんな長尾さんの大仕事といえば、NHK大河ドラマ『どうする家康』への出演です。先輩である嵐の松本潤さんが主人公・徳川家康を演じた作品で、長尾さんは家康の異父弟の「久松源三郎勝俊(ひさまつ・げんざぶろうかつとし)」を担当。2023年4月30日に放送された「信玄を怒らせるな」から登場し、人質として生活しながらもたくましく生きる源三郎を丁寧に演じました。
運命に翻弄(ほんろう)されながら、生きる望みを捨てない真っすぐな源三郎は、長尾さんの端正なルックスにぴったりハマっていました。SNSでは、源三郎の姿を見て「涙が出た」というコメントがあふれたことからも、長尾さんの演技力が高かったことがうかがえるでしょう。