吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ『光る君へ』。1月21日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第3話のあらすじ
自分のせいで放免に捕らえられた道長(柄本佑)を案じながらも、まひろ(吉高由里子)は父・為時(岸谷五朗)より謹慎を強いられ成す術もなし。一方の道長は無事解放されたものの、隆盛のみ大事にする父・兼家(段田安則)から苦言を呈される始末。ある晩、まひろの元に謎の男(毎熊克哉)が現れ、ひそかに道長の無事を知らせます。まひろが男の顔を垣間見ると、それは道長が捕らえられた日に逃げてきた賊の男でした。
兼家の指示により、次男・道兼(玉置玲央)は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助)の体調は日に日に悪化。政権を掌握するために次の手を打ちたい兼家にとって、ライバルの左大臣家の動向を探る必要ある中、左大臣の親戚筋にあたる為時は、まひろを利用して間者として送り込むことを思いつきます。
左大臣・源雅信(益岡徹)の娘・倫子(黒木華)が彼女に仕える女房・赤染衛門(風稀かなめ)らと開くサロンに通うようになったまひろは、早速、聡明ぶりを発揮。為時から倫子の様子を細かく聞かれ、自分が間者として使われていることに気付くも、外出できることと引き換えに思いを飲み込んで反発はせず。
サロンの帰り、まひろは道長を探し散楽が開かれている通りへ立ち寄ります。するとそこへやってきたのは道長。散楽で舞う演者は演目の最中に道長とまひろを引き合わせるように誘導。互いの姿に気づいた道長とまひろが見つめ合う中、ふとした拍子で面が外れた散楽師の正体は、あの日、放免から逃げていた男で――。
“忖度(そんたく)なし”で聡明ぶりを発揮するまひろがまぶしい
互いに身分を偽り素性を明かさぬまま、謎の男の誘導もあり再会した道長とまひろ。次回はいよいよ正体を知り合うことになるのでしょうか。
X(旧Twitter)では、「忖度なしフルスロットルができるまひろちゃんを眩しく思う反面、大丈夫かしら…サロンで浮いたりしないかしら…と心配になっちゃう」「自分のために紹介したと思った姫様たちの会は、出世のためだった。お父さんの前では理解したふりが出来ても1人になって涙目になったまひろが切ない」「黒木華の倫子は食えない感じが将来道長を尻に引いてそうで良い」「倫子さま、道長の正妻になると、まひろへの当たり方どうなるのかな。裏のある方じゃないといいな」などのコメントが寄せられています。
第4話は「五節の舞姫」。円融天皇が譲位し、花山天皇(本郷奏多)が帝に即位。まひろは倫子からの依頼で、花山天皇の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれます。そこでまひろは驚愕(きょうがく)の事実を知ることに――。いったいどのような展開になるのか、目が離せません。
『光る君へ』あらすじバックナンバー
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。