認定NPO法人災害救助犬静岡のX(旧Twitter)アカウントが1月2日、投稿を更新。1日に発生した「令和6年能登半島地震」の被災地である石川県珠洲市へ、災害救助犬たちと向かったことをポストしました。
「6名4頭で能登へ向けて静岡を出発」
同アカウントは、「令和6年能登半島地震発災を受け、災害救助犬静岡は昨夜未明、6名4頭で能登へ向けて静岡を出発しました。現地では静岡県警と同行して活動を行います」とつづり、1枚の写真を公開。2台の車が写っており、片方のバックドアが開いた車には、2台のクレートが積まれています。おそらく、もう1台にもクレートに入った災害救助犬が乗っているのでしょう。
翌3日、「陸路での移動が困難な為、陸自、空自、県警の皆様と連携してヘリにて珠洲市内に入っています。引き続き活動を行います」とつづり、4枚の写真を掲載。ヘリコプターで移動中の写真や、オレンジ色の救助服を着用した救助隊と市内を歩く姿を捉えた写真です。中には、活動の合間に撮影されたであろう、災害救助犬たちの就寝中の様子も公開されており、特にリードを持つ隊員の腕に寄り添って眠る大型犬の姿には、胸を打たれます。
コメント欄には、「本当に頭が下がります」「皆さんの尽力に涙が出ます」「隊員さん、わんちゃんが無事に怪我なく帰れますように!」「犬たちも皆さんもどうぞご無事で」「犬達、ハンドラーの皆様、本当に大変だと思いますががんばって」と、温かい声が相次ぎました。
4日に撤退決定を報告
4日のポストでは、「災害救助犬静岡は救助犬、隊員の体調面を考慮し、本日で活動を終え撤退することを決定致しました。救助犬、隊員ともに元気です」と報告。「皆さんお元気で何よりです」「余震が続く中、救助活動をしてありがとう」「わん隊員さん方ハンドラーさん救助隊の皆様!なんと頼もしい姿でしょうか」「頼もしいお姿に胸が熱くなりました」など、称賛とねぎらいの声が寄せられました。