総合格闘技選手のほかYouTuberや起業家として活躍する朝倉未来さんが12月30日、YouTubeチャンネル「朝倉未来 Mikuru Asakura」で動画を更新。映画制作プロジェクトを始動したと発表しました。
『とんでもない人たちと映画を作ることになりました』
動画には朝倉さんと、総合格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の運営を担う、起業家の溝口勇児さんが登場。以前、溝口さんから、「朝倉未来だったりBreakingDownを通した映画を作りたいっていう相談を受けまして」と明かした朝倉さん。しかし、「世界でバズるような本気の映画だったら僕はやりたい」と冷静な返事をしたとのこと。それから2年ほどがたち、ついにそのプロジェクトが始動。今回は脚本・監督・プロデューサーを招いた、5人での対談動画が公開されました。
世界に通用するメンバーとして登場したのは、脚本を務める樹林伸さんと、監督を務める三池崇史さん、そしてプロデューサーを務める坂美佐子さんの3人です。樹林さんは『金田一少年の事件簿』『GetBackers -奪還屋-』などのヒット作を生み出し、三池さんは『クローズZERO』『悪の教典』『ヤッターマン』などで知られています。また、坂さんは30本ほど三池作品のプロデューサーを担当。そのほか、『ポケットモンスター』や『妖怪ウォッチ』の映画も手掛けたそう。動画のタイトルにもあるように、『とんでもない人たちと映画を作ることに』なったようです。
コメント欄には、「これはビックリ」「すげー!ほんとのトップどころ笑」「映画の役決めオーディションとか楽しみすぎる」「今の若い人達が汚い大人を見て絶望しないように、光を与えてくれる映画になりそう」と、早くも「期待でしかない」と反響を呼んでいます。中には、「溝口さん、有能すぎる」「溝口さんとみくるんのコンビは1+1が無限に変わる」と、樹林さん・三池さん・坂さんをこのプロジェクトのメンバーに引き入れた溝口さんの手腕に言及する声も上がりました。
三池さん、「この2人から誘われて断るバカいないでしょ」
動画内ではビッグネームの3人がプロジェクトに参加した理由も明かされました。樹林さんは、「(朝倉さんの)少年院のスピーチを見てこれいけるなと思った」「僕も感動したし」と、映画に必要な感動するストーリーをイメージできたようで参加に至ったとのこと。三池さんは「今この時代 この2人から誘われて断るバカいないでしょ」「ずいぶん撮ってきて 映画のことは自分たちなりには学んできたんだけども その分錆びついてきてる 垢もついてきてる だから今ここでリセットしてもう1回ピュアな気持ちで」と、熱く語りました。坂さんは、「映画の世界から今まで見たことない人がスターになるとか そういうことができたら凄いことだなって思って」「何か起きるんじゃないかなっていう期待感が凄いあります」とコメントしています。
5人の思いが詰まった映画、果たしてどのような仕上がりになるのでしょうか。なお、現在この映画に出演する俳優オーディションも実施中です。「我こそは」という人は、ぜひチェックを。