BLACKPINKの再契約、SMの起死回生…2023年は「K-POP事務所とアイドルの関係性」に“変革”が起こった!?

2023年はSMエンターテインメントの買収騒動が話題に。また先日、BLACKPINKが再契約を発表しましたが、最近は事務所の違うメンバーとグループ活動を継続していくケースも増加中。「変化するK-POP事務所とアイドルの関係性」についてトークします。※サムネイル写真:AP/アフロ

2024年の韓国エンタメ、K-POP業界の課題は?

矢野:ほかにも、麻薬使用の疑いで韓国警察の捜査を受けていたG-DRAGONさんは無実が証明されて何よりです。ひどい濡れ衣でした。
 
ゆりこ:長年所属してきたYGエンタを離れ、AIメタバース企業のGalaxy Corporationとの契約を発表しましたが、ここから心機一転、大逆転劇を見せてくれると思います。だって­BIGBANGのG-DRAGONですから! 絶対ここで終わらない。

矢野:違法薬物撲滅のために公益財団を設立すると発表していました。今回の事件でご自身も深く傷ついたはずなのに、社会貢献のきっかけにするとは。
 
ゆりこ:麻薬汚染は芸能界に留まらず、韓国全体の社会問題なんですよ。そして、先日かなり衝撃的なニュースが……。G-DRAGONさんと共に麻薬使用疑惑で捜査を受けていた俳優のイ・ソンギュンさんが亡くなってしまいました。過激化する報道やキャンセルカルチャーも薬物とは別の課題として来年以降も議論されていくと思います。
 
矢野:イ・ソンギュンさんが出演していた映画『パラサイト 半地下の家族』が大好きなのでとてもショックです。来年は韓国におけるさまざな社会課題についても取り上げたいと思っています。では、2024年も引き続きよろしくお願いします!
 

【ゆるっとトークをお届けしたのは……】
K-POPゆりこ:韓国芸能&カルチャーについて書いたり喋ったりする「韓国エンタメウォッチャー」。2000年代からK-POPを愛聴するM世代。編集者として働いた後、ソウル生活を経験。

編集担当・矢野:All Aboutでエンタメやメンズファッション記事を担当するZ世代の若手編集者。物心ついた頃からK-POPリスナーなONCE(TWICEファン)。

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