BLACKPINKの再契約、SMの起死回生…2023年は「K-POP事務所とアイドルの関係性」に“変革”が起こった!?

2023年はSMエンターテインメントの買収騒動が話題に。また先日、BLACKPINKが再契約を発表しましたが、最近は事務所の違うメンバーとグループ活動を継続していくケースも増加中。「変化するK-POP事務所とアイドルの関係性」についてトークします。※サムネイル写真:AP/アフロ

SMエンタの混乱と再建、来年へのバネとなるか

ゆりこ:一大勢力の旧体制が崩れ、膿を出し、再建が始まる……日韓共に「変革の始まりの年」でしたね。先ほど名前を挙げたメンバーは円満退社でしたが、きっと思うところもあったのだと思います。
 
矢野:SMエンタ、と言いますか創業者イ・スマンさんがこれまで推してきた(?)「KWANGYA(クヮンヤ)」という世界観はどうなっちゃうのだろう。だいぶ薄れてきていますが。
 
ゆりこ:ファンクラブやプラットフォームも9月にはWeverse(※)に移行して、グッズ販売もWeverse Shopに切り替えられました。古いSMペンとしては一抹の寂しさも感じつつ、切り替えるスピード感への驚嘆のほうが大きかったです。日系企業じゃこうはいかないだろうな……。

※BTSが所属するHYBEの子会社が運営するファンコミュニティプラットフォーム
 
矢野:もはやスマホにGoogleとWeverseさえあれば推し活できる説(笑)。Weverseでは世界中のK-POPファンが平均して3日に1度の頻度で見ているという調査結果も出ましたし、月間アクティブユーザー数が1050万人超えって、もはやインフラです(※1)。
 
ゆりこ:一時期は「もうSMエンタに残るのは過去の栄光だけ?」と心配した人も多いでしょう。そんな声や空気感を一気に払拭(ふっしょく)したのは新人グループ「RIIZE」のお披露目でした。「さすがSM!」そんな声がSNS上に溢れていましたね。特にウォンビンさんが出てきたときは「こんな子を一体どこに隠していたの?」と。恐るべし秘密兵器。
 
矢野:RIIZEといえば「2023 MAMA Awards」での東方神起とのコラボステージも話題になっていました。ゆりこさんは実際に見に行ったんですよね?
 
ゆりこ:それはもう圧巻でした……。思い出したらまた泣きそう。SMエンタの基盤を作ったレジェンドと、未来を切り開いていくルーキーの競演。SMエンタの層の厚さと脈々と続いてきた歴史、簡単には揺るがないものを見せつけられた気がしました。
 
矢野:今SMペン(SMファン)の揺るがない情熱を見せつけられた気がしました(苦笑)。
 
ゆりこ:2024年は新しいグループがデビューするのか否か。今のところ公式発表はありませんが、引き続き新生SMエンタの動きに注目していきます。
次ページ
2024年の韓国エンタメ、K-POP業界の課題は?
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • どうする学校?どうなの保護者?

    「まだ体育館で軟禁されてるの?」役員決めを廃止したPTA、保護者と先生が手にした“穏やかな春”

  • ヒナタカの雑食系映画論

    映画『鬼の花嫁』で永瀬廉が体現する「俺様ではない魅力」とは。『シンデレラ』的物語へのアンチテーゼも

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策