無印良品で人気の「足なり直角 パイル編み靴下」に横浜限定デザインがあるのをご存じでしょうか。カラーは全4色でそれぞれ縦ライン、ボーダー、無地の3種類の柄が発売されています。どのような経緯で横浜限定商品が発売されたのか伺いました(画像は筆者撮影)。
無印良品 港南台バーズのリニューアルがきっかけ
無印良品では、地域に根ざした取り組みを推進する組織として地域事業部を設置。地域の活性化や廃棄ロス削減などに向けた活動の1つとして、地域の生産者や加工会社と協力して独自の商品開発を行っています。その一環として、横浜事業部では、神奈川の地域産品を横浜エリアの店舗で紹介・販売しています。
今回の横浜限定商品は、無印良品 港南台バーズが2023年11月17日にリニューアルしたことを機に発売。
「横浜市内にある無印良品の23店舗では、地域のお客さまや事業者さまなどとつながりながら、地域の課題解決やコミュニティの場として寄与できるよう活動をしております。そういった輪が広がって重なり合い、地域連携が少しずつかたちをなしてまいりました。その皆さまへの感謝と、地域をつなぐ日用品として、横浜の街に似合うデザインの靴下とクッションを企画・発売しました」と、無印良品 港南台バーズの販促担当者が経緯を説明してくれました。
テーマは準絶滅危惧種「オオセグロカモメ」と「横浜の海」
今回の横浜限定販売の靴下は、神奈川県の県鳥でもあり身近な「かもめ」の中でも準絶滅危惧種に指定されている「オオセグロカモメ」と、横浜の海のグラデーションに着想を得たデザインとなっています。
ちなみに、「オオセグロカモメ」は同日発売の「木の実から作ったカポック中わた シートクッション」でその姿を知ることができます。イエローのくちばしにぽつんと入っているオレンジが目印だそう。このシートクッションも横浜市内23店舗のみで販売されています。
今回の横浜限定靴下のカラーは次の4色。
・オフ白
・グレー
・スモーキーブルー
・ネイビー
柄はそれぞれ「縦ライン・ボーダー・無地」の3種類、サイズ展開は「23〜25センチ」と「25〜27センチ」の2種類が用意されています。価格は1足税込590円。