【IT用語59選】よく使う基礎・最新用語から覚え方まで解説【2024年最新】

IT業界で頻繁に使用される用語を幅広く取り上げ、基本用語から応用、最新のトレンドまで、各用語の意味と実際の使用例を現役フリーアナウンサーの酒井千佳が詳しく紹介します。初心者から上級者まで、ITの世界を深く理解するための重要な情報源となります。

よく使う基礎・最新用語から覚え方まで解説
よく使う基礎・最新用語から覚え方まで解説

IT業界で頻繁に使用される用語を幅広く取り上げ、基本用語から応用、最新のトレンドまで、各用語の意味と実際の使用例を現役フリーアナウンサーの酒井千佳が詳しく紹介します。初心者から上級者まで、ITの世界を深く理解するための重要な情報源となります。

<目次>
【必須】よく使うIT用語18選|例文付き
【応用編】基礎用語の次に覚えたいIT用語|例文付き
【最新】先取りで覚えたいトレンドのIT用語
【学習編】難しいIT用語の覚え方
まとめ

【必須】よく使うIT用語18選|例文付き

社会人になると、日常の会話や会議で頻繁に使われるビジネス用語やカタカナ語に直面します。この記事では、プログラマーから初心者まで必要なIT用語18選を解説します。プログラミング言語からインターネット技術、アプリケーションやクラウドコンピューティングまで、各用語の読み方、定義、使用例を紹介します。

・Java
カタカナ読み:ジャバ
Javaは多目的に使用されるプログラミング言語で、どのプラットフォーム上でも動作する独立性を持っています。これはオブジェクト指向の原則に従って設計されており、小規模なWebアプリから大規模な企業向けシステムまで、さまざまな分野で活用されています。

【例文】「Webサイトのバックエンドシステムを開発するために、Javaを使用しました」

・OS
カタカナ読み: オーエス(オペレーティング システムの略)
OSはコンピューターの基本となるシステムソフトウエアであり、ハードウエアとアプリケーションソフトウエアの間の仲介者として機能し、コンピューターの基本操作を制御・管理します。端末の管理に加えて、制御する能力もOSの重要な特性であり、これはコンピューターシステムにおける基礎的なソフトウエアです。

【例文】「私のコンピューターは最新のWindows OSを実行しています」

・PHP
カタカナ読み:ピーエイチピー
PHPはサーバー上で動作するスクリプト言語で、主にWeb開発に最適化されています。これは特に動的なWebページを作成する際に広く使用されます。

【例文】「私のWebサイトのフォームはPHPで処理されています」

・Python
カタカナ読み: パイソン
Pythonはクリアで初心者にも親しみやすい構文を特徴とする高レベルのプログラミング言語です。その汎用性に優れ、データ分析、機械学習を含む幅広い領域で活用されています。

【例文】「私はデータ分析のためにPythonを使ってスクリプトを書きました」

・SEO
カタカナ読み:エスイーオー(サーチ エンジン オプティマイゼーションの略)
SEOはWebサイトを検索エンジンに対して最適化し、訪問者数を増やすための手法です。この過程では、適切なキーワード選択、高品質なコンテンツの提供、そして効果的なリンク構築が特に重要とされます。

【例文】「私はブログの訪問者数を増加させる目的で、SEO戦略を強化しました」

・URL
カタカナ読み: ユーアールエル(ユニフォーム リソース ロケーターの略)
URLはインターネット上のリソースを識別するアドレスで、プロトコル、ドメイン名、そしてパスなどの要素で形成されます。これにより、ブラウザを通じて特定のリソースに直接アクセスすることが可能になります。

【例文】「この記事のURLをコピーして社員に共有しました」

・VR
カタカナ読み:ブイアール(バーチャル リアリティーの略)
VRはコンピューター技術によって作られる仮想の3D空間を表します。VRヘッドセットを使ったゲームやライブストリーミングが広がりを見せており、従来のテレビ画面とは異なる没入型体験が再び注目されています。利用者は特定の装置を用いて、この架空の空間を直接体験することが可能です。

【例文】「私はVRヘッドセットを使って、仮想世界のゲームを楽しんでいます」

・アプリケーション
アプリケーションとは、ある特定の用途を満たすために開発されたソフトウエアプログラムのことを指します。スマートフォンのアプリから企業向けのビジネスソフトウエアに至るまで、私たちの日々の活動のさまざまな側面で利用されています。

【例文】「私はスケジュール管理のためにカレンダーアプリケーションを使っています」

・インターネット
インターネットは、世界規模で互いに接続された広範なコンピューターネットワークです。このシステムは情報交換、コミュニケーション、娯楽などさまざまな目的で使用されています。

【例文】「私はインターネットを使って世界中のニュースを読んでいます」

・クラウドコンピューティング
クラウドコンピューティングは、インターネット越しに遠隔サーバーを利用してデータを処理し、保存する技術を指します。この技術はその柔軟性、拡張性、およびコストの効率性で知られています。

【例文】「私たちの会社はデータを保存し管理するためにクラウドコンピューティングサービスを使用しています」

・サーバー
サーバーはデータやリソースをネットワークを介して他のコンピューターと共有するためのシステムを指します。これはWebページのホスティング、データベース管理、メールサービス提供など、さまざまな用途に使用されます。

【例文】「私たちのWebサイトは高速な専用サーバー上で運営されています」

・システム
システムとは特定の目標を達成するために互いに連携するさまざまな要素やプロセスの組み合わせを意味します。IT分野では、この用語はソフトウエア、ハードウエア、ネットワークなどが統合されて機能するコンピューターシステムを指すことが一般的です。

【例文】「新しい会計システムの導入により、作業効率が大幅に向上しました」

・ソフトウエア
ソフトウエアはコンピューターへの命令やプログラムをまとめたもので、システムソフトウエアやアプリケーションソフトウエアなどの形態があり、さまざまな作業をこなします。

【例文】「私は毎日、文書作成のためのソフトウエアを使用しています」

・データベース
データベース管理システムとその基盤アプリケーションやソフトウエアを合わせてデータベースと呼び、これによりデータの整理と管理が行われます。データベースは整理された情報の集積地で、検索、更新、管理を迅速に実施できます。

【例文】「私たちの顧客情報は全て、中央のデータベースに安全に格納されています」

・ハードウエア
コンピューターの物理的な部分はハードウエアと呼ばれます。これにはプロセッサやメモリ、ストレージデバイス、そして入出力デバイスなどが含まれます。

【例文】「私のコンピューターのハードウエアをアップグレードすることにしました」

・ブラウザ
ブラウザは、インターネット上のWebページを表示するためのアプリケーションです。ユーザーはURLを入力することにより、さまざまなWebサイトにアクセスすることが可能になります。

【例文】「私はいつも情報を調べるときにGoogle Chromeブラウザを使います」

・プログラミング
プログラミングは、特定の作業を行わせるためにコンピューターに指示を出す過程です。この分野には多種多様なプログラミング言語が存在し、それぞれが独自の目的や用途に特化しています。

【例文】「最近、子どもたちにプログラミングの基礎を教え始めました」

・リソース
リソースとは、コンピューターシステム内で利用できる物理的または仮想の資源のことを指します。これにはCPUの処理能力、メモリ容量、ファイル保存スペースなどが含まれます。

【例文】「このソフトウエアは多くのシステムリソースを消費します」

【応用編】基礎用語の次に覚えたいIT用語|例文付き

技術進歩に伴い、応用的なIT用語の知識が重要になります。AIからローンチプロセスまでの応用IT用語を解説します。AI、API、UI、DXなどのカタカナ読み、定義、応用例を紹介しますので、技術的な対話やプロジェクト理解を深めるための知見を広げるのにお役立てください。

・AI
カタカナ読み: エーアイ( アーティフィシャル インテリジェンスの略)
AIとは学習、推論、自己改善能力を持つコンピューターシステムのことで、機械学習を通じてデータから学び、高度な分析や予測、さらには人間と見分けがつかない画像やテキストの生成を可能にします。この技術は画像認識や言語理解、意思決定支援など多くにわたる分野で活用されています。

【例文】「このAIシステムは顧客の問い合わせを自動で分析し、適切な回答を提供します」

・API
カタカナ読み:エーピーアイ(アプリケーション プログラミング インターフェースの略)
APIは異なるソフトウエアやアプリ間でデータのやりとりや機能の共有を可能にする仕組みです。提供されている公開APIを活用することで、自作のWebサイトやアプリにGoogleマップやX(旧Twitter)などの外部機能を組み込むことが可能になります。

【例文】「私たちのアプリは天気情報のAPIを使用して、最新の天気予報を表示します」

・CUI
カタカナ読み:シーユーアイ(キャラクタ ユーザー インターフェースの略)
CUIは、テキストベースのユーザーインターフェースで、ユーザーがコマンドラインやキーボード入力を通じてコンピューターと対話します。このインターフェースの主な特徴は、情報が文字形式でユーザーに表示されることです。

【例文】「彼はCUIを使用してサーバーの設定を迅速に変更しました」

・DX
カタカナ読み: ディーエックス(デジタル トランスフォーメーションの略)
DXは、ビジネスプロセスをデジタル化することで企業の効率性、価値、イノベーションを向上させる活動です。特に、トラック業界では2024年問題に対応するためにDXを積極的に採用し、課題解決に取り組んでいます。

【例文】「当社はDXを推進し、紙ベースの記録を全てデジタル化しました」

・GUI
カタカナ読み:ジーユーアイ(グラフィカル ユーザー インターフェースの略)
GUIは、アイコン、ボタン、メニューなどの視覚要素を使用して、ユーザーがコンピューターシステムと対話するインターフェースです。マウスやタッチスクリーンを主に使用し、キーボード入力に頼らない操作が特徴で、CUIと比較して直感的に操作が可能です。

【例文】「このソフトウエアのGUIは直感的で使いやすい設計になっています」

・ICT
カタカナ読み:アイシーティー(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジーの略)
ICTはコンピューター、インターネット、通信装置などの技術を総称し、情報の伝達と処理に関わる技術のことを指します。この技術は教育、ビジネス、医療などさまざまな分野に深い影響を与えています。

【例文】「ICTの進歩により、遠隔地でもリアルタイムでのコラボレーションが可能になりました」

・IoT
カタカナ読み:アイオーティー(インターネット オブ シングスの略)
IoTは日用品をインターネットにつなげて情報をやりとりさせる技術です。これにより、遠くからでも物を操作したり、データを集めて保存したり、機器を自動でコントロールしたりできるようになります。結果としてデバイスがデータを集めて分析することで、もっと賢くて使いやすい機能が実現されます。

【例文】「わが家のIoTデバイスは、ライトの自動調整や温度管理を行っています」

・MR
カタカナ読み: エムアール(ミクスト リアリティーの略)
MRは実世界と仮想世界の要素を融合させ、VRとARの技術が一体となった形態を指します。この技術は高度な画像技術や先進センサーを使用して、実空間に仮想の要素を重ね合わせることで、現実に近いインタラクションと没入感のある体験を提供します。

【例文】「MR技術を使って、エンジニアは新しい製品のプロトタイプを3Dで視覚化しました」

・Protocol
プロトコルは、データ交換の規則や手順の集まりで、コンピューターやデバイスが効果的に通信を行うために必要です。異なる製造元のソフトウエアやハードウエアでも、共通のプロトコルを遵守することで、適切な通信が実現されます。

【例文】「HTTPはWebページの送受信に使われる一般的なプロトコルです」

・SaaS
カタカナ読み: サース(ソフトウエア アズ ア サービスの略)
SaaSはインターネット越しに提供されるソフトウエアサービスで、利用者はサブスクリプション形式でこれにアクセスし利用することができます。これにより、メンテナンスやアップデートに関する手間が軽減されます。

【例文】「当社は経理処理を簡素化するために、SaaSの会計ソフトウエアを採用しました」

・SES
カタカナ読み:エスイーエス(システム エンジニアリング サービスの略)
SESは、システムの企画、設計、実装、運用に至る一貫したエンジニアリングサービスを提供し、クライアントの特定のニーズに合わせてカスタマイズされます。SESで働くエンジニアは、「準委任契約」という形態で、成果物ではなく提供した労働に対して報酬を受けることが一般的な特徴です。

【例文】「私たちはSESプロバイダーと協力して、会社のITインフラを最新化しました」

・SI
カタカナ読み:エスアイ(システム インテグレーションの略)
SIは異なるシステムやアプリケーションを1つにまとめ、統一された連携動作するシステムを構築する過程です。これは効率と機能性を高めることを目指しています。

【例文】「SIプロジェクトにより、私たちの顧客管理システムはよりスムーズに動作するようになりました」

・UI
カタカナ読み:ユーアイ(ユーザー インターフェースの略)
UIは人とコンピューターの間のやりとりを可能にする点であり、システムをユーザーが操作するためのさまざまな方法を提供します。これにはGUIやCUIが含まれます。

【例文】「このアプリのUIは非常に直感的で、新しいユーザーも簡単に理解できます」

・UX
カタカナ読み:ユーエックス(ユーザー エクスペリエンスの略)
UXは製品やサービスを利用する際のユーザーの全体的な体験を表し、その使い心地、満足度、および効果性などが重要な要素として評価されます。

【例文】「私たちは常にUXを改善することで、顧客のロイヤリティを高めています」

・アジャイル
アジャイルはプロジェクト管理とソフトウエア開発で用いられる、柔軟性と効率性に重点を置いた手法です。このアプローチでは、変更への迅速な適応と持続的な改善が強調されます。

【例文】「私たちの開発チームはアジャイルメソッドを採用し、迅速なプロダクトリリースを実現しています」

・アルゴリズム
アルゴリズムとは問題を解くために従うべき一連の手順や規則を指します。これはコンピュータープログラムの基本的な要素であり、データの効率的な処理や分析を行う上で欠かせないものです。

【例文】「この検索エンジンは複雑なアルゴリズムを使用して、関連性の高い結果を迅速に提供します」

・インフラ
インフラは、物理的および組織的な基本構造全体を指す用語で、IT分野ではネットワーク、サーバー、データセンターといったシステムの土台を意味します。IT業界では、サーバーやPCなどのハードウエア類と、OS、インターネット、データベースといったソフトウエア類の両方を総称して指すことが一般的です。

【例文】「弊社は信頼性とスケーラビリティを確保するために、ITインフラを強化しました」

・ウイルス
コンピューターウイルスは自らを複製し、他のプログラムやファイルへと侵入する有害なソフトウエアです。これによりデータの消失やシステムの故障といった問題を招くリスクがあります。

【例文】「最新のアンチウイルスソフトウエアをインストールして、コンピューターをウイルスから保護します」

・ウォーターフォール
ウォーターフォールはソフトウエア開発のための従来型の段階的アプローチであり、プロジェクトは一連のフェーズ(要件定義、設計、実装、検証、保守)を順序立てて進められます。

【例文】「当社はウォーターフォールモデルからアジャイルモデルへの移行を検討しています」

・オープン
オープンとは、技術や情報を自由に利用、修正、または共有することができる技術のことです。このアプローチの代表例としてオープンソースソフトウエアが挙げられます。

【例文】「オープンソースプロジェクトに貢献することで、私たちはより良いソフトウエアを共同で作り上げています」

・キャッシュ
キャッシュはデータや処理を短期間保持するスペースで、迅速なデータアクセスを実現し、結果としてシステムの全体的な性能を高める役割を果たします。

【例文】「ブラウザのキャッシュをクリアすることで、ページの読み込み速度を改善できます」

・ストレージ
ストレージはデータを保持するデバイスや媒体を意味し、HDD、SSD、クラウドストレージなどさまざまな形態があります。これらはデータの保存、バックアップ、そして取得のために利用されます。

【例文】「重要なファイルは外付けストレージに定期的にバックアップしています」

・ソースコード
ソースコードはプログラムを形成する一連のテキストベースの指示であり、プログラミング言語を使用して記述され、開発者によって編集および管理されます。コンピューターはこのコードを実行形式に変換してから実行します。

【例文】「新しい機能を追加するために、アプリケーションのソースコードを修正しました」

・ソリューション
ソリューションは特定の問題を解決するための製品、サービス、および戦略の融合を指します。IT領域においては、ソフトウエア、ハードウエア、サービスが一体となってビジネスの課題に対応します。また、システムやアプリによって特定のプログラミング言語が必要な場合があり、そのためエンジニアには業界やサービスに応じた言語スキルが求められることもあります。

【例文】「当社はお客様のニーズに応えるために、幅広いITソリューションを提供しています」

・ビッグデータ
ビッグデータは巨大なデータの集合体を指し、その規模は従来のデータベースシステムで処理するには大きすぎるものです。このデータを分析することで、予測分析、トレンドの把握、意思決定の支援など多くの用途に活用できます。

【例文】「ビッグデータの分析を通じて、消費者の行動パターンをより深く理解することができました」

・マルウエア
マルウエアはコンピューターに害を及ぼすソフトウエアの一般的な用語で、ウイルス、スパイウエア、トロイの木馬などを含んでいます。これらは不正アクセス、データの窃盗、システムの損傷などの目的で作成されています。

【例文】「最新のセキュリティーソフトウエアを使用して、私のコンピューターをマルウエアから守っています」

・ローンチ
ローンチは新しい製品やサービスを市場に出すことを指し、慎重な計画、準備、そしてプロモーションを経て、特定の日に正式に発表されます。

【例文】「新しいWebアプリケーションのローンチに向けて、チーム全員が忙しく準備しています」

関連記事:ローンチの意味とは? リリースとの違いやビジネスシーンでの使い方

【最新】先取りで覚えたいトレンドのIT用語

技術進化に伴い新しいITトレンド用語が登場しています。「AI TRiSM」のセキュリティー管理から「メタバース」まで、注目される最新用語を深掘りします。AI、通信の安全性、「IoB」の行動分析、生活・ビジネスに影響する「MaaS」や「NFT」などを詳しく解説します。

・AI TRiSM
カタカナ読み:エーアイトリズム
AI TRiSMはAIシステムの信頼性、リスク管理、そしてセキュリティーを維持するための戦略とプロセスの集合を指します。これはAIの実装に伴う信頼性、公平性、効率、プライバシー保護、データセキュリティーなどの要素を支援する、一連のフレームワーク、ツール、および手順を総称した用語です。

【例文】「会社ではAI TRiSMを採用して、AIプロジェクトの倫理的かつ安全な運用を確保しています」

・DoT
カタカナ読み:ディーオーティー(ディーエヌエス オーバー ティーエルエスの略)
DoTはDNSリクエストを暗号化し、利用者のプライバシーとセキュリティーを保護する手順で、これを通じて不正な盗聴やデータの改ざんを防ぎます。この技術は特にIoTの新しい波として注目されており、DoTがさらに進化することで、さまざまなデバイスが独自に学習し、より良い判断を下すことが期待されています。

【例文】「私たちはDoTを導入することで、インターネット通信の安全性を大幅に向上させました」

・IoB
カタカナ読み: アイオービー(インターネット オブ ビヘイビアーズの略)
IoBは技術とデータ分析を組み合わせて個々の行動を分析し予測する手法で、これにより消費者の振る舞いを深く理解し、パーソナライズされたサービスを提供できます。この技術はデジタルと現実世界を結びつけるとともに、その思考法でもあります。

【例文】「マーケティングチームはIoBを活用して、顧客の購買行動をより正確に予測しています」

・MaaS
カタカナ読み:マース(モビリティ アズ ア サービスの略)
MaaSは公共交通、カーシェア、タクシーなどのさまざまな移動手段を1つのプラットフォームで統合し、1つのアプリを使ってアクセス、予約、支払いができるようにするサービスのアイデアです。ICTを駆使して、自家用車を除くさまざまな交通オプションをクラウド上で連携させ、移動をシームレスな1つのサービスとして提供するコンセプトを指します。

【例文】「私の街ではMaaSアプリが導入され、バスから電車、レンタル自転車までスムーズに利用できるようになりました」

・NFT
カタカナ読み:エヌエフティー(ノン ファンジブル トークンの略)
NFTはブロックチェーン技術を使用してデジタルアセットの独特性と所有権を確立する手段です。この技術は、アート作品やコレクタブルアイテムなどに適用され、各アイテムが唯一のものであり交換できないことを保証します。また、全ての取引履歴はデジタル上に永続的に記録されます。

【例文】「彼はデジタルアートのNFTを購入し、その独特の所有権を確保しました」

・Starlink
カタカナ読み:スターリンク
StarlinkはスペースXが推進するプロジェクトで、数千に及ぶ小型衛星を使用し、地球の隅々に高速インターネット接続を届けることを目指しています。2000基以上の通信衛星が低軌道に配置されており、これにより地球の広範囲での衛星インターネットアクセスが可能になっています。

【例文】「Starlinkのおかげで、私たちの地域では以前にない高速のインターネット接続が可能になりました」

・インダストリー・クラウド・プラットフォーム
インダストリー・クラウド・プラットフォームは、特定の業界向けに開発されたクラウドサービスです。このプラットフォームは、その業界の独自の要求と規制基準に対応するようにカスタマイズされています。これは、業界固有のニーズに合わせて提供される垂直統合型のクラウド基盤であり、「業種別クラウド」や「業界クラウド」とも称されます。

【例文】「医療業界向けのインダストリー・クラウド・プラットフォームを利用して、患者データの管理と分析を行っています」

・エッジコンピューティング
エッジコンピューティングは、データが生成される場所の近くで情報処理を行う技術です。この技術の主な目的は、応答時間を減少させ、帯域幅の使用を効率化することにあります。また、エッジでのデータ処理により、システム全体の負荷が分散され、通信の遅延を最小限に抑えることができます。

【例文】「私たちの工場ではエッジコンピューティングを採用し、リアルタイムでの機械のパフォーマンス監視を可能にしています」

・サイバーセキュリティー
サイバーセキュリティーはネットワークやシステム、プログラム、データをサイバー攻撃や損害、不正アクセスから守るための一連の技術、手順、方針を指します。

【例文】「新しいサイバーセキュリティー対策を導入することで、企業のデータを効果的に保護しています」

・スーパーアプリ
スーパーアプリはメッセージの送受信、支払い手続き、サービスの予約など、さまざまな機能を1つのアプリケーションで提供します。これにより、ユーザーの利便性が向上します。異なるサービスが統合され、一貫したユーザー体験を提供することがこのアプリの主な特徴です。

【例文】「最近のスーパーアプリのおかげで、日常生活のさまざまなタスクを1つのアプリから管理できるようになりました」

・ゼロトラスト
ゼロトラストはネットワーク内外を問わず、全てのユーザーやデバイスを初めから信用しないというセキュリティー概念です。これにより、厳密なアクセス管理とユーザーの確認を必要とします。

【例文】「ゼロトラストセキュリティーモデルを導入することで、私たちの企業はデータ侵害のリスクを大幅に低減しました」

・デジタル免疫システム
デジタル免疫システムは自動化されたテスト、データの分析、リアルタイムでの監視を組み合わせることで、システムの耐久性を向上させる技術です。これにより問題を素早く発見し、迅速に対処することが可能になります。

【例文】「私たちのITインフラはデジタル免疫システムによってサポートされており、問題が発生しても即座に対処できます」

・ハイパーオートメーション
ハイパーオートメーションはAI、機械学習、ロボティックプロセスオートメーションなどの複数の先進技術を組み合わせて、ビジネスプロセスを広範囲にわたり迅速に自動化する手法です。このアプローチは、経営におけるデータ分析ツールとしても活用されます。

【例文】「ハイパーオートメーションによって、私たちの業務は以前に比べて効率的かつ正確になりました」

・メタバース
メタバースは実世界を反映したバーチャル環境であり、利用者は自分のアバターを介して交流、経済的な取引、娯楽活動などを行うことができます。

【例文】「新しいメタバースプラットフォームでは、世界中の人々と仮想会議を開催することができます」

【学習編】難しいIT用語の覚え方

IT業界の専門用語は初心者にとって難しいですが、適切な学習方法で理解可能です。各用語の英語の意味を基にしてIT文脈での使用を関連付け、関連する用語を一緒に学ぶことで理解が深まります。実例を用いた学習で、用語の具体的な使用法と実践的知識を習得しましょう。

・英語の意味から理解する
IT用語の多くは、元々英語で表されています。これらの言葉をまず日本語に訳し、その後でITの文脈における意味を学ぶと、より深く理解することができます。例えば、「ウォーターフォール」は英語で「waterfall」、つまり「滝」という意味ですが、ITでは「段階的に進行するシステム開発手法」として定義されます。滝が一方向に流れる様子を思い浮かべることで、この用語が示すプロセスを覚えるのが容易になります。このように、元の英語の意味から出発してIT用語を関連付けて学ぶことは、効果的な記憶法となります。

・関連する用語は同時に覚える
関連性のあるIT用語をまとめて学ぶと、理解が深まり記憶にも残りやすくなります。「CUI」と「GUI」は共に「UI」、つまりユーザーインターフェースと関連しています。UIはユーザーとコンピューター間の接点です。GUIは視覚的な要素を使って機械を操作するインターフェースを、CUIはテキストによる操作を指します。これらの用語を一緒に学ぶことで、それぞれの特徴と関連性が明確になります。用語を関連付けて学ぶことは、理解を促進し記憶を強化する効果的な方法です。

・例文と一緒に覚える
実例を使ってIT用語を学ぶと、その言葉がどのような文脈で使われるかが明確になり、理解も深まります。具体的な使用例を通じて、用語の意味だけでなく、使い方や適用の範囲を把握できます。例えば、「APIを用いて異なるアプリケーション間でデータを効率的にやりとりしました」という文は、APIが実際にどう機能するかを示しています。このように実際の文脈で用語を見ることで、その用語が持つ意味や使い方をより具体的に理解でき、記憶に残りやすくなります。

まとめ

IT業界はその速い流れと常に進化する性質で知られています。この分野において最新の情報や動向を追いかけるためには、まずIT用語の基礎をしっかりと理解することが重要です。基本的な用語に習熟していなければ、業界の新しい動きや最新の用語の意味を把握することは難しいでしょう。本記事を参考にして、基本から順に用語を学んでいくことをおすすめします。そうすることで、IT業界の速い流れに取り残されることなく、常に業界の最前線で活躍するための準備が整うでしょう。

■執筆者プロフィール

酒井千佳

酒井 千佳(さかい ちか)
フリーキャスター、気象予報士、保育士。京都大学 工学部建築学科卒業。北陸放送アナウンサー、テレビ大阪アナウンサーを経て2012年よりフリーキャスターに。NHK「おはよう日本」、フジテレビ「Live news it」、読売テレビ「ミヤネ屋」などで気象キャスターを務めた。現在は株式会社トウキト代表として陶芸の普及に努めているほか、2歳からの空の教室「そらり」を主宰、子どもの防災教育にも携わっている。

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    スパイ映画は『007』だけじゃない。荒唐無稽?それともリアル?魅力にあふれたスパイ映画6作を選出

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    古い常識に縛られたおっさんが、ジェンダーやコンプラの前にアップデートすべき「昭和の価値観」3つ

  • どうする学校?どうなの保護者?

    どうする? 「PTA役員のなり手が見つからない」問題……何が役員の負担となっているのか

  • アスリートの育て方

    「あの時、嫌な予感がした」父の死で進路急転。中3で単身故郷を離れた元日本代表・駒野友一の原動力【独占インタビュー】