2023年6月に神奈川県内の無印良品37店舗とオンラインのみで販売した丹沢大山茶シリーズが11月17日から再販。今回は「秋冬バージョン」として、熟成茶葉を使用しています。どのような味なのか試食させていただきました(画像は筆者撮影)。
「丹沢大山茶シリーズ」について
無印良品では、地域に根ざした取り組みを推進する組織として地域事業部を設置。地域の活性化や廃棄ロス削減などに向けた活動の1つとして、地域の生産者や加工会社と協力して独自の商品開発を行っています。
その一環として、横浜事業部では、神奈川の地域産品を横浜エリアの店舗で紹介・販売しています。今回の「丹沢大山茶シリーズ」もその1つ。
耕作放棄地の茶園の再生で生まれた「丹沢大山茶」を気軽に手にとってもらいたい、との思いから、無印良品と神奈川の茶畑再建に取り組む「茶来未(ちゃくみ)」、横浜銘菓・ハーバーでおなじみ「ありあけ」がタッグを組み、2023年6月、「ミルクハーバー 丹沢大山茶」「丹沢大山茶ティーバッグ」が誕生しました。どちらも1カ月ほどで完売となりました。
※商品開発の詳細は前回の記事をご覧ください。
熟成茶葉を使用、渋み&うま味がアップ
今回は、11月17日の「無印良品 港南台バーズ」のリニューアルに合わせて発売。
2023年6月の販売時は新茶を使った商品でしたが、今回は新茶の季節に摘んだお茶をひと夏、熟成させた熟成茶葉を使用しています。茶師が身体のリズムを考え、少し強めに焙煎した「秋冬仕上げ」となっているそうです。