そんななか、企業向けSNSマーケティングの支援などを行う企業「テテマーチ」によるZ世代マーケ研究室「lookey(ルーキー)」が「Z世代SNSトレンドグランプリ2023」を発表。
今年のSNSトレンドについて、19歳〜23歳のZ世代400名を対象に実施したアンケート調査の中から、「コンテンツ部門」のランキング結果を紹介します。
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第2位:ChatGPT
2位には、ChatGPTがランクイン。アメリカのOpenAI社が開発したAI(人工知能)チャットサービスで、大規模なデータ学習によって従来よりも自然な返答が可能なほか、新たな文章やアイデアの生成も可能にします。そんな高度なAI技術を手軽に体験できることから大きな話題を集め、2022年11月のリリースからわずか2カ月ほどで世界のユーザー数が1億人を突破したことも、記憶に新しいところ。さまざまなビジネスシーンでの活用も期待されており、今後の進化にも注目が集まっています。
第1位:BeReal
1位に輝いたのは、BeRealでした! 2020年にフランスでリリースされた、「盛らない」SNSとして知られるアプリ。利用方法は、アプリに通知が送られてきたら、2分以内に写真を撮ってシェアするだけ。通知は毎日ランダムに選ばれた時間帯に送られるほか、スマホに保存している過去の写真や、別のアプリで加工した写真をシェアすることはできない仕組みになっています。また、友人とつながることはできますが、いいねやフォロワーは存在しません。
加工や編集ができるSNSが当たり前の時代に、あえて友人に最高の自分ではなく、本当の自分を見せることを促すのが、このSNSの特徴です。そんな友人のリアルを知る楽しさから、アメリカやヨーロッパの若者、特にZ世代の間で人気に火が付き、日本のZ世代からも注目を集めています。
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この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。