妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」が、1月1日〜9月27日に生まれた赤ちゃんを持つ全国の28万5116人を対象に、名前の読み、漢字などについてのアンケート調査を行いました。この記事では、女の子の赤ちゃんを持つ14万1857人に聞いた「赤ちゃんの名前ランキング2023女の子編」を発表します。
>10位までの全ランキング結果を見る
第2位:「凛(りん)」
第2位にランクインしたのは「凛」(主な読みは「りん」)でした。昨年に引き続き2位、2005年から2023年の19年間のランキングでも3位にランクインしている、長年人気の衰えない名前の1つ。音の響きの美しさや、呼びやすさ、覚えやすさが人気の秘密です。「凛」の部首である「にすい」は氷を表します。「凛」には「冷たい水に触れて心身が引き締まる状況」や、「態度・容姿・声などがきびしくひきしまっているさま」といった意味があります。「凛々しい(りりしい)」といった言葉からイメージするような、凛とした人になってほしいという願いが込められているようです。
また、「りん」という音の名前は英語名にも見られるため、将来、グローバルに活躍できるようにとの思いが込められていることもあるかもしれません。
第1位:「陽葵(ひまり)」
「赤ちゃんの名前ランキング2023女の子編」、第1位は「陽葵」(主な読みは「ひまり」)です。8年連続で1位に輝き続けている、圧倒的な人気を誇る名前。太陽の「陽」と向日葵(ひまわり)の「葵」が組み合わさっており、輝く太陽の明るさを感じさせます。また、英語でひまわりを表すサンフラワー(太陽の花)は、姿が太陽に似ていることからきているとのことで、明るいポジティブさを感じます。太陽に向けて咲き誇る花が強いエネルギーを感じさせる黄色いひまわりの花言葉には、「憧れ」「情熱」「光輝」といったものがあります。さらに「葵」は「あおい」と読む、6〜7月にかけてピンクや紫の花をつけながら空に向かって真っすぐのびる茎が印象的な植物です。葵の花言葉には「大望」「野心」「豊かな実り」「気高く威厳に満ちた美」などがあります。
「陽葵」という名前には、明るく周りを照らす情熱や野心、豊かさ、気高さ、美しさにあふれた人になってほしいという願いが込められているのでしょう。
この記事の筆者:森野 みどり プロフィール
All About ニュースでのライター歴は3年目。主に旅行、ビジネス関連の記事を担当。最近の関心事は気候変動問題で、カーボンフットプリントを減らす生活を目指して試行錯誤しています。中国語に挑戦中。デザイン重視。ニュージーランド在住。