今回は「無印良品」「カルディコーヒーファーム(以下、カルディ)」「成城石井」のレトルト“バターチキン”カレーを徹底比較! 筆者が気に入った推したいポイントと、ここだけ惜しい!と感じたポイントをそれぞれまとめました。
※商品価格、賞味期限は記事執筆時(2023年11月6日)のものです
無印良品「素材を生かしたカレー バターチキン」
■基本情報・価格:390円(税込)
・内容量:180グラム
■推し! ポイント
・ギーによる“バター感”が以前よりアップ! 程よい甘みもあり食べやすい
・3種類ブレンドされた、トマトの酸味とうま味が効いている
■惜し〜ポイント
・お肉がややパサついている……?
無印良品の代表的な商品ともいえる「バターチキンカレー」。筆者自身、この3社では最も多く食べているレトルトカレーです。
これまで数度リニューアルをしていますが、一時は「え、トマトカレーだっけ……?」というコメントが多く寄せられるほどにトマト感を強めていました。そのトマト感がバランスよく調和され、まろやかな味わいにシフトしているのを感じます。
ただ、お肉が比較的パサパサしていたのがやや残念。しかし、全体的な味わいは申し分なく、いつ食べても安心できる常備したいアイテムだと改めて感じました。
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カルディ「インドカレー バターチキン」
■基本情報・価格:378円(税込)
・内容量:180グラム
■推し!ポイント
・香り高く、オリジナルに調合されたスパイスがアクセント!
・ココナツミルクのコクを、しっかりと味わえる
■惜し〜ポイント
・具材は、お肉2切れのみ。ガッツリ食べたい人はトッピングもおすすめ
カルディオリジナルの箱入りレトルトカレーシリーズ。こちらもトマトの酸味とバターや生クリームのコクなどが特徴のカレーでした。
ポイントは、オリジナルにブレンドされたスパイス。今回比較した中では最もスパイシーで、香り高く仕上げられていました。それでいて最後にはガツンとした甘みもあり、絶妙な配分に驚くばかり!
唯一の難点は、具材がお肉2切れのみだったこと。ガッツリ食べたい場合には、自分でお肉などの具材を追加したり、トッピングしたりするのもよさそうです。
成城石井「骨付き肉を煮込んだ旨味たっぷり バターチキンカレー」
■基本情報・価格:453円(税込)
・内容量:180グラム
■推し! ポイント
・ナッツの香ばしさ&チーズの濃厚な風味
・大きい具材(骨付き肉)がうれしい!
■惜し〜ポイント
・値段が比較的お高め。ちょっとしたご褒美ご飯にいいかも?
成城石井のバターチキンは、3社で最も特徴的でした。丸鶏から炊き出したチキンブイヨンに加えられたのは、なんと24カ月熟成したパルミジャーノ・レジャーノ。チーズのうま味がたっぷりと加えられています。
甘みというよりは、発酵食品のうま味とスパイシーさを堪能できるレトルトカレー。大きな骨付き肉もホロホロと崩れ、レストランで食べているかのような味わいでした。
そんな本格的な味わいですが、ネックなのはお値段。最も安いカルディと比較すると、75円の差があります。頑張ったご褒美として、ストックしておくにはよいかもしれません。
筆者の推しは「カルディ」のバターチキン!
温めるだけで手軽に楽しめるレトルトカレー。ぜひ皆さんもお好きなカレーで試してみてくださいね。
この記事の筆者:花輪えみ プロフィール
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、うち1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。無印良品のイチオシ商品は「全粒粉ビスケット」。良品計画退職後はライター/編集者として活動し、記名ライター歴8年目を迎える。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。