そんな「なにわ男子」メンバーの魅力を、元テレビ局スタッフの筆者が1人ずつ紹介。今回は、独自の路線でマルチに活躍する、大西流星さんをピックアップします。
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アイドルとしてさまざまな魅力を発揮
大西さんは、2012年に10歳で旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に入所すると、幼少期から習っていたダンスの才能を見せ、ユニットのなにわ皇子などで活躍。この頃からファンの間では、クリクリとした瞳のかわいらしいビジュアルが話題を集めていました。その後、グループでデビューするまでテレビや舞台で活動しますが、中でも注目を集めたのが2019年に就任した「大阪・関西万博の有識者懇話会委員」への抜てきです。
会議の参加者として最年少だったこともあり、多くのニュースで取り上げられ、しっかりと若者代表として発言するシーンが紹介されました。アイドルファン以外にも知られることになり、一気に知名度をあげています。
デビュー以降は「あざとかわいい」キャラで人気に
数多くいる男性アイドルの中で、大西さんの最大の魅力は「かわいらしさ」にあります。大西さんにはいわゆる「昭和のアイドル」を思わせる雰囲気があり、キャラクターとしても徹底してあざといまでにかわいらしさをアピール。バラエティ番組で大西さんは重宝されていますが、テレビ局スタッフからすればどんな場面でも「かわいい」キャラを演じてくれるので、使いやすいと考えているのでしょう。
2023年9月28日に放送された『アメトーーク!3時間SP』(テレビ朝日系)内の企画「ビビリ-1グランプリ2023」を例にあげると、出演した大西さんは並み居る芸人にも劣らぬ、笑えるビビりっぷりを披露。その際、アイドルとしてかわいいリアクションも残すなど、しっかりと自分の役割を理解していました。
過去の芸能人を見ても、ベタなほどにあざといキャラクターは、視聴者やファンをしらけさせるもの。しかし、大西さんは抜群のバランス感覚を持ち、しっかりとやり切ることで、見ている方もすんなりと受け入れることができます。まさに、「プロのアイドル」といえる、大西さんにしかない魅力を生み出しています。
そのキラキラとしたかわいさは、グループ活動でも見られます。コンサートや歌番組では、キレのあるダンスとともにアイドルスマイルを連発。なにわ男子の持つ、アイドルとしての特性をしっかり引き出し、なくてはならない存在になっています。