コスメを出品する際の付属品の扱いについて、「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。
(今回の質問)
何回か使用したファンデーションをメルカリに出品したいです。パフが汚れていますが、どうすれば良いでしょうか?
(回答)
汚れているパフは、専用のクレンジングなどで洗い、ファンデーションの付属品として付けることができます。あるいはパフなしで出品することも可能です。
以下で詳しく解説していきます。
汚れたままのパフは悪い印象を与える
しかし汚れたパフの写真は、他のユーザーに悪い印象を与えかねません。パフは肌に触れるものなので、不快に思う人がいる可能性もあります。そのままの状態では出品せずに、以下2つ、どちらかの方法で対応していきましょう。
(1)汚れているパフを洗って一緒に出品
パウダーファンデーションの汚れてしまったパフは、専用のクレンジングで洗うとある程度きれいになります。その状態で、付属品として出品できます。商品説明には「使用していたために、出品前に専用のクレンジングで洗っています」などと記載しておきましょう。(2)パフを付けないで出品
衛生面が気になる場合には、パフを付けずにファンデーションだけを出品するのも1つの方法です。出品者としては、洗う手間が省けます。商品説明には「パフはお付けしません」と明記すれば問題ありません。販売価格が下がるのでは? と思いますが、筆者の経験上それほど大きな違いは出ないと感じます。購入者も汚れたパフを洗って使うよりも新しいパフを買おうと思うからかもしれませんね。
ポイントメイクのブラシも同じ考えでOK
コスメの場合、ファンデーションだけではなくアイシャドウやチークなどにも、ブラシやチップが付いています。これらもパフと同じように考えていきます。中にはブラシと本体が離れないようになっているコスメもありますが、その場合には洗うか、そのまま出品かになります。いずれにせよ、商品説明には中古品であることを明記しておきましょう。ファンデーションのパフ、ポイントメイクのブラシなどの扱いは、出品者の手間や汚れ具合によっても異なります。中古品であることの理解を求めつつ、出品をしていきたいですね。
この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。