天然キャラでバラエティ番組でも引っ張りだこ
歌声のほかにも小学2年生の時から習っているダンスも得意で、高いレベルのパフォーマンスでグループを支える大橋さん。リーダーらしく頼りになる存在ですが、バラエティ番組などで見せる素顔は癒し系そのものです。明るい性格が魅力の、いつも笑顔を絶やさないメンバーで、バラエティ番組などでは天然ボケな一面も披露。「プリン食べすぎてお尻プリンプリン!」という自己紹介は有名で、一発ギャグなどを芸人の前でも披露できる強メンタルの持ち主です。
トークもしっかりこなし、2022年に放送されたバラエティ番組『黄金の定食』(テレビ東京系)では司会を担当。一緒に司会を務めたシソンヌ・長谷川忍さんとの相性も抜群で、大橋さんの天然ボケや癒し系のキャラクターがしっかりと生かされた番組でした。
さらに、2023年2月に放送された『この後どうする? 密着TV 終わりが始まり』(読売テレビ・中京テレビ)では、大物司会の加藤浩次さんを相手にトークを展開。天然ボケキャラとは言いながらも、しっかりとスタジオでのトークにも対応できます。芸人にとっても、大橋さんはキャラクターがたっているのでイジりやすく、相性がいいことをこれまでの番組出演で証明してきました。
今後は、歌ウマな特技もふくめ、さらにバラエティ番組で重宝されるアイドルになりそうです。
キャラクターと特性を生かした演技にも注目が集まる
歌に、バラエティにと大活躍の大橋さんですが、演技面でも評価が高まっています。主演を務めたドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ系)では、不器用だけどどこか憎めない福田悠を熱演。ドラマは実話を元にした恋愛小説が原作で、中学時代から13年間にもわたる壮大なラブストーリーとなっています。すれ違いなどで別れや再会を続けるヒロインとの微妙な関係を、大橋さんは等身大の演技で表現。どこにでもいる、気持ちをうまく伝えられず片思いをこじらせる男性の姿を、コミカルに切なく見せています。このドラマへの出演で俳優としての評価も上がった大橋さんは、今後は演技の仕事が増えていくことでしょう。
得意とする歌を中心に、バラエティ番組から俳優業まで幅広く活動を続ける大橋さん。男女問わず人気を獲得できそうなので、今後の展開が気になるアイドルです。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。