恋愛ドラマで見せる、さまざまな形の妖艶さ
さらに恋愛ドラマが続き、『ウソ婚』では超モテ敏腕建築士の主人公・夏目匠役を担当。幼なじみの千堂八重(長濱ねる)に、半年限定の訳ありな「ウソの結婚相手」のアルバイトを依頼します。
はじめは政略的に婚姻関係を結んだ2人でしたが、どんどん八重の魅力に惹かれていく匠。ドSのイケメンハイスペック男子ながら、本当は初恋の相手の八重への思いが止まらなくなる姿を熱演しました。大好きな女性を思う目線や表情などが随所で楽しめ、ドラマは人気となり「TVer」でのお気に入り数は77.2万(2023年10月末時点)となっています。
どこかチャラく脱力系の主人公を熱演
『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』では、どこかチャラく脱力系の市役所納税課・徴税吏員の饗庭蒼一郎を演じます。税に対する豊富な知識を持ち、圧倒的なコミュニケーション能力で税金の取り立てを行う蒼一郎。これまた、2023年に菊池さんが演じたキャラクターにはなかった設定で、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。
菊池さんの演技に共通しているのは、しっかりと役の本質を捉えているところです。どんな役でもモノにしてしまい、その上で自分のキャラクターでもあるセクシーさをエッセンスとしてふりかけます。
単なるイケメン俳優ではなく、視聴者の心に残る演技を見せ、菊池さんでしか演じられないキャラクターを作り上げます。俳優としてのスキルは高く、今後もさまざまな役を演じるごとに違った魅力を披露してくれることでしょう。