今回はそんな菊池さんの魅力を、元テレビ局スタッフの筆者が解説していきます。
俳優として進化、4クール連続のドラマ出演
菊池さんは、『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』で4クール連続の連続ドラマ出演となり、今作ではゴールデン・プライムタイム(GP帯)の連続ドラマ初主演を達成。
WOWOWで2023年1月から放送された『ギバーテイカー』も合わせると、『大病院占拠』(日本テレビ系)、『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系)、『ウソ婚』(カンテレ・フジテレビ系)と立て続けにドラマ出演を果たしています。
全方向的にセクシーな演技に注目
さまざまな作品に出演している菊池さんですが、俳優としては「セクシー」な演技に定評があります。美しい顔立ちと涼しい目元は男女問わず色気を感じるもので、どんな役でも自分らしいキャラクターに染め上げます。
『ギバーテイカー』では、猟奇殺人犯の貴志ルオトを演じ不気味ながらどこか惹かれる独特な演技を披露。緩急のある芝居で心に闇を抱えるルオトを表現して、高い評価を獲得することになります。
嵐の櫻井翔さんが主演を務めた『大病院占拠』では、謎の武装集団を率いるリーダー的存在の「青鬼(大和耕一)」役を担当。冷静沈着で、悲しい過去を持つ大和は、ドラマの最も重要な鍵を握る人物で、櫻井さん演じる武蔵三郎との死闘が話題を集めました。
闇を抱える役が多かった菊池さんですが、その後はガラリと妖艶な演技を見せます。
主演を担当した『隣の男はよく食べる』では、肉食系の本宮蒼太を熱演。ダブル主演を務めた倉科カナさん演じる大河内麻紀を、いろいろと魅惑的な色気で振り回し続けます。
恋に臆病になっている麻紀に、年下の蒼太は時にガツガツとした肉食系男子の姿を見せ、場面によっては無邪気な笑顔で甘えん坊な一面も披露。コロコロと表情を変えながら、年下男子ならではの魅力をタップリと見せて、女性ファンを最後までとろけさせることに成功しました。