リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、2023年7月28~31日の期間、47都道府県に在住の20~50代の1035人を対象に、「秋が見頃の絶景スポット」に関する調査を行いました。本記事ではその結果を紹介します。紹介している内容は9月1日時点の情報です。
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2位:仁淀川
2位になったのは高知県の「仁淀川」でした。
仁淀川は、高知県のほぼ中心を流れる一級河川。西日本最高峰の石鎚山を源流とし、太平洋(土佐湾)まで124キロメートルにわたって流れています。仁淀川といえば、国土交通省の一級河川水質調査で、2010年からの10年間で8回も1位に選ばれるほど水質が優れており、エメラルドグリーンのように青く透き通ったその美しさから「仁淀ブルー」として知られています。
仁淀ブルーを体感できるスポットはいくつもありますが、代表的なのは「にこ淵、安居渓谷、中津渓谷」です。色合いは時間帯や光の角度で変わるので、その違いを楽しむのも魅力の1つ。9月中旬頃が最も美しく見えるようです。
1位:竹田城跡
1位になったのは兵庫県の「竹田城跡」でした。
「日本のマチュピチュ」「天空の城」とも呼ばれている竹田城跡は、雲海に浮かぶ姿があまりにも有名。古城山(標高353.7メートル)の山頂に位置し、国指定重要文化財に指定され、「日本100名城」にも選定されています。最寄りはJR播但線の「竹田駅」、北近畿豊岡自動車道、播但連絡自動車道の「和田山IC」です。
雲海の正体は、付近を流れる円山川から発生した霧が、山間にたまったもの。そのため、竹田城跡を訪れたからといって、天空に浮かぶあの幻想的な姿を必ず見ることができるわけではありません。雲海のシーズンは9月から11月頃で、明け方にかけて多く発生します。湿度が高く、前日の昼と当日の朝の温度差が大きいと、霧が発生する確率が高くなるそうです。
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この記事の筆者:サイトウイサム(ナレッジ・リンクス編集部)
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